2012-02-22

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社会・政治

竹島の日

今日は竹島の日なんだそうですね。 2005年、島根県が竹島の領有を告示してから100周年となるのを記念して、条例で定めたそうです。 もちろん、当時韓国世論は激高しました。 わが国ではそんな日が制定されたことも周知されず、まして自治体が独自に制定したこともあって、シラケムードが漂いました。 その当時の新聞各社の社説を読むと、朝日新聞が、日韓共同統治を提案しつつ、でも韓国が応じないだろうからいっそ島を韓国に譲ってしまったらどうかと夢想する、なんて呑気なことを書いているかと思うと、読売や産経のように、絶対に譲歩してはならない、と書いていたり、色々です。 でも総じて、わが国では北方領土と比較して、竹島の領有問題への関心は薄いですね。 じつを言うと私もあんまり関心がありません。 実効支配しているのは韓国ですし。 面白いのは、慶尚南道馬山市が、竹島の日に対抗して対馬の日を制定したことです。 しかし韓国政府は対馬の領有は主張していないため、馬山市に対馬の日を廃止するよう求めているとか。 国と自治体で立場が違い、しかも自治体のほうが強硬というのが面白いですね。 30年前の英国とアルゼンチンの間で起きた...
文学

三好作品の教材

三好達治の詩に、「郷愁」という作品があります。 蝶のやうな私の郷愁!......。 蝶はいくつか籬(まがき)を越え、午後の街角に海を見る......。 私は壁に海を聴く......。 私は本を閉ぢる。 私は壁に凭れる。 隣りの部屋で二時が打つ。 「海、遠い海よ! と私は紙にしたためる。─ 海よ、僕らの使ふ文字では、お前の中に母がゐる。そして母よ、仏蘭西人の言葉では、あなたの中に海がある。」 海という文字には確かに母が潜んでいますね。 で、フランス語では、母はmere(メール)。 そして海はmer(メール)。 二つの言語で、それぞれ海と母が単語に組み込まれています。 母なる海、とかいう言い方は、万国共通のようです。(ただし、海に面している国の言葉に限って) それにしても、「郷愁」というタイトルで海と母を登場させるとは、三好先生もお人が悪い。 そんことやられちゃ、ぐぅの音も出ません。 気持ち悪いですねぇ。 でも「郷愁」、人気あるんですよねぇ。 不思議。 それに比べて、教科書で習った「雪」は見事でしたね。  太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。  次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。短い...
社会・政治

泥仕合

河村たかし名古屋市長が、「南京大虐殺はなかった」と発言して中国の怒りを買っていますね。 南京大虐殺については、大虐殺派、小虐殺派、否定派、三者入り乱れての泥仕合が何十年にも渡って続けられています。 事件当初、中国国民党は2万人程度の虐殺が行われたとして国際連盟に訴えましたが、国際連盟はこれを黙殺しました。 その後中華人民共和国が成立しましたが、毛沢東はほとんど南京大虐殺に興味を示さず、言及することもありませんでした。 その後中国政府は20万人虐殺と言いだし、現在では30万人虐殺と言っています。 わが国では、南京大虐殺を認める学者でも、中国政府が唱える30万人を支持する者はいません。 なぜなら、当時の南京市民が25万人前後と見られており、それら全員を虐殺しても、30万人には遠く及ばないからです。 現在、わが国の学者やジャーナリストでは、20万人程度の大虐殺があったと唱える者、3万人程度の小虐殺があったと唱える者、ゲリラ兵の殺害及びゲリラ兵と誤認して100人単位の民間人への虐殺があったが、ゲリラ兵という存在は当時知られておらず、国際戦時法に違反することから、正当防衛と考えられ、虐殺は存在し...
思想・学問

赤ちゃんと猿

人間の赤ちゃんと10歳くらいのチンパンジー(人間の高校生くらい)とで、面白い実験をしたそうです。 すなわち、女性がペットボトルのジュースをグラスに注ぐ映像を見せると、チンパンジーはジュースにばかり目が行くのに対し、人間の赤ちゃんは女性の顔ばかり見ているというのです。 このことから、人間は生まれながらにして他人の顔色を窺うようにできていると言えるのではないか、と推測されるそうです。 でもこれ、わざわざ実験しなくても、大方の人は経験的に知っていることですよねぇ。 1920年代後半にホーソン実験によって人間関係論が唱えられ、作業能率の向上には良好な人間関係が不可欠だ、と、E.メイヨーが結論付けた時、西洋人はあっと驚いたそうですが、私たち日本人はそんなことに驚くことにあっと驚きます。 当たり前でしょうが。 嫌なやつと働くよりも気心知れた相手と働くほうが生産性が上がるに決まっています。 欧米人は労働者をロボットだとでも思っていたのでしょうか。 そんなことでよく産業革命を成し遂げてきましたねぇ。 赤ちゃんとチンパンジーの実験にも、同じ匂いを感じます。 科学的な実験というもの、本当にあっと驚く結果を...
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