2012-03

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その他

東京大空襲

3月11日に大震災が発生したためか、例年盛大に慰霊が行われている3月10日の東京大空襲は忘れ去られてしまったかのごとくです。 私の親戚のおばさんは、幼児の頃本所で空襲にあい、公園に逃げ込んで、トイレは人がいっぱいで、ジャングルジムに隠れて一晩中頭から水道水を被り続けたそうです。 おばさんは助かり、トイレに逃げ込んだ者は全員死亡。 おばさんに水をかけ続けた母親も力尽きて死亡。 何が生死を分けるかわからぬ極限状況に身を置いた人の言葉は、意外なほど明るかったりします。 諦念でしょうか。 それとも、悲しい時、微笑もうとするわが民族特有の照れでしょうか。 私の母は4歳の時長崎で被爆。 石ころのように大きなドス黒い雨を浴びたそうですが、生来放射能に強い体質なのか、70を過ぎた今もピンピンしています。 そんな母から見ると、少々の放射能を含んだがれき処理に拒絶反応を示す被災していない人々が滑稽に見えるようです。 その時母が浴びた放射能は、間違いなく現在の基準値を超えているでしょう。 時の流れとともに不幸な過去を忘れていくことは、今を生きる人間にとって是非とも必要なことです。 記録に残し、データを蓄積す...
精神障害

痙攣

父が亡くなってちょうど一週間。 通夜も告別式も来週です。 この七日間、私を苦しめていることがあります。 右目の下が、常時痙攣しているのです。 涙を流して嘆き哀しむことはないのに、私の顔面は、それを表し続けています。 同居人に聞くと、指摘されて注意深く見なければ分からないほどのかすかな痙攣だと言います。 しかし自覚的には、激しく痙攣し続けているような感覚があるのです。 抗不安薬を処方箋の倍も飲んだりしましたが、べつだん変わりはありません 困ったものです。
社会・政治

3月11日

新聞もテレビも、一年前の東日本大震災の話題でもちきりです。 あるいは悲劇と悲しみを強調し、あるいは力強い復興や日本人の忍耐を賞賛しています。 どちらも震災のほんの一面でしかなく、報道というものの無力と胡散臭さを見せ付けています。 私は勤務中に地震にあい、電車は完全にストップ。 三時前には帰宅命令がでて、普段だったら車で30分のところ、猛烈な渋滞で帰宅に6時間かかりました。 歩いたほうが早かったですね。 その後繰り返し、家が流され、車が木の葉のように浮かぶ信じがたい映像を見ました。 その上原発事故まで起こし、当時の総理大臣はパニックに陥り、原発事故は迷走しました。 この日を忘れまい、とマスコミは口々にはやし立てます。 しかしそれは不可能なこと。 千年も一万年も語り継がれるはずはありません。 できることは、データを蓄積して閲覧可能な状態にしておくこと。  忘れられるのは人間精神の美徳の一つです。 その美徳をも封印しては、被災者にとってあまりに酷というものです。 絆だの心は一つだのとあちこちで言い立てながら、瓦礫の受け入れには猛烈に反発する自治体や庶民の身勝手さに、人間の性とは言うものの、本...
映画

リセット

ちょっと残念なSFサバイバル「リセット」をDVDで鑑賞しました。 ある時大停電だ発生。 闇に包まれた人々が、着ていた服だけを残して消失。 残されたのは、懐中電灯を持っていたり、蝋燭をつけたりした数名。 要するに明るい場所にいた人だけ。 出だしは期待を持たせるのですが、いきなり72時間後に話はとび、発電機を備えたバーに集まった男女4人のサバイバルになると、なんだか冗長で退屈になります。 闇に包まれれば消え、明かりがあれば生き残るという単純なストーリーで、闇の意味も正体もわかりません。 集団失踪事件として有名なロアノーク島事件の話を持ち出したり、俺たちは明かりに集まる蛾だとか意味深なことを言ってみたりしますが、なんだか虚しい感じです。 ラスト、朝を迎えて教会から出てきた少年と幼女がリンゴを食っていた馬に乗っていずこへともなく去って行きますが、あれは新しいアダムとイブなんでしょうか。 思わせぶりなだけで、もう一つ楽しめませんでした。リセット アンソニー・ジャスウィンスキーエイベックス・エンタテインメントにほんブログ村映画(SF・ファンタジー) ブログランキングへ ↓の評価ボタンを押してランキ...
映画

ラスト・エクソシズム

昨夜は一風変わった悪魔憑きの映画、「ラスト・エクソシズム」を鑑賞しました。 名作「エクソシスト」以来、悪魔祓いの映画では、まずは精神科医に診て貰い、にっちもさっちも行かなくなって仕方なく悪魔祓いを依頼し、神父と悪魔が対決する、というストーリーが定番です。 しかし今作では、まず神父が登場せず、牧師が悪魔祓いを行います。 しかもこの牧師、言葉巧みに面白おかしい説教を繰り広げて名前を売り、小金を稼ぐことを生業としており、神も悪魔もまったく信じてはいません。 悪魔祓いの際には、スーツに小型のスピーカーを仕込み、8000種類もの悪魔憑きっぽい効果音を自在に鳴らし、十字架にも小細工をして佳境に入ると十字架から煙を出したりします。 そして「悪魔は去った」とか言って金をせびるのです。 自己暗示によって悪魔憑きだと思い込んでいる場合にはこれでも治療効果がありますが、運悪く、本物の悪魔憑きに当たってしまいます。 悪魔に憑かれたのは、農園に住む16歳の少女。 彼女は記憶を失っては、農園の家畜を惨殺し、兄に切りつけたりします。 困り果てた牧師は、農園主と古くからの知り合いの地元の牧師に頼ります。 しかし驚くな...
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