2012-03

スポンサーリンク
映画

ブラッド・クリーク

B級然としていながら、なかなかの迫力で魅せるホラー・アクション、「ブラッド・クリーク」を昨夜鑑賞しました。 1930年代、古代ゲルマン民族の黒魔術の力を借りて世界征服を成し遂げようと企むヒトラーの密命を帯びて、世界各国に工作員が派遣されました。 その一人、ヴィルトは米国北部の片田舎に建つ農場に派遣されます。 農場の地下室の礎石の一部に、コロンブスが米大陸を発見するはるか以前に米大陸に渡った古代ゲルマン民族の古代文字、ルーン文字が刻まれたルーン・ストーンが使われており、それを調査するためです。 古代ゲルマン民族は米大陸の先住民に追い出され、ルーン・ストーンだけが残ったという無理目なこじつけですが、そこは目をつぶりましょう。 ヴィルトはルーン・ストーンの力を借りて不老長寿の肉体を得、そのためには生き血を飲み続ける必要があり、農場一家にも不老長寿の力を授け、農場一家に浮浪者などを拉致させて生き血を供給させます。 農場一家は彼をルーン文字の力を逆手にとって地下室に閉じ込めますが、彼が死ねば不老長寿の魔法は解け、自分たちも死んでしまうことから、彼を封印しながらも生かし続けるほかないない、という持...
散歩・旅行

しら梅

予報では真冬なみの寒い日だったはずが、ずいぶん暖かい一日となりました。 出先で、ふと、白梅の咲く庭を見かけました。 携帯で撮ったのですが、われながらひどい写真です。 ぽかぽか陽気でした。 以前にもこのブログで紹介しましたが、白梅を観ると、 しら梅に 明くる夜ばかりと なりにけり という与謝蕪村の辞世の句を思わずにはいられません。 いよいよという時、もう夜が明ければ白梅だけを観て死んでしまおうとも読めますが、私は、死後の世界を、白梅に明くる夜が永劫繰り返される理想郷として描いたものと捉えています。 今わの際に見事な美感を披露して、感嘆せざるを得ません。 先般亡くなった父は西行法師を偏愛し、もちろん、 ねがはくは 花のもとにて 春死なむ そのきさらぎの望月の頃 という、あまりにもゴージャスにわがくにびとの死生観や美感を詠った辞世を好んでいました。  しかし私にはこのあまりに直截で照れの無い感じが、恥ずかしくてたまりません。 蕪村の幻想美を良しとしますが、辞世ですからねぇ。 この世の終わりに照れても仕方ないんでしょうねぇ。 それよりは正直に言いたいことを言うということでしょうか。 そういえば...
映画

東京分裂ガールズ

昨夜なんとなく、レンタル・ショップで手に取った「東京分裂ガールズ」を観ました。 一言で言えば、C級。 映像も安っぽいし、ストーリーも独りよがり。 でもなんだか、その荒削りなところが切ない感じがして早送りせずに観てしまいました。 映画「テルマ&ルイーズ」からペンネームをもらった少女漫画家志望の少女2人。 テルマとルイーズ。 2人は合作で、漫画を描いている親友です。 しかし、ルイーズに男が出来てから、2人の関係性に変化が生じます。 果たしてテルマとルイーズという2人の少女は実在するのか。 あるいはテルマが実在でルイーズはテルマの空想上の存在か。 もしくはその逆か。 タイトルどおり、分裂した自意識過剰のマンガオタクの少女が、安っぽおく描かれます。 救いは、短いこと。 約一時間です。 この短さによって、最後まで観ることができたのかもしれません。東京分裂ガールズ 梶原ひかり,富沢恵莉,岡田悟一トランスワールドアソシエイツテルマ&ルイーズ スーザン・サランドン,ジーナ・デイヴィス,ブラッド・ピット,ハーヴェイ・カイテル20世紀 フォックス ホーム エンターテイメントにほんブログ村映画(SF・ファン...
社会・政治

下村早苗容疑者

2010年6月に大阪市内のマンションで3歳の長男と1歳の長女が死んでいるのが見つかった事件で、子どもをマンションに閉じ込めたまま外泊を繰り返し、死に至らしめたとして、実母の下村早苗容疑者を、検察は殺人罪を適用して無期懲役を求刑しました。 下村容疑者については、自身も実母からネグレクト(育児放棄)を受けていたとか、実父が離婚再婚を繰り返していたなど、同情すべき要素があると考えられてきましたが、厳しい求刑になりました。 下村容疑者は性風俗店に勤務し、派手に遊びまわるなど、子どもが邪魔になり、死ぬと分かっていてマンションに閉じ込めて放置した、というのが検察の見立てのようです。 ↓ いかにも風俗嬢然とした下村容疑者です。 亡くなった子どもを想えば、下村容疑者には厳しい刑罰が科されるべきなのは当然ですが、虐待にしてもネグレクトにしても、連鎖することが指摘されます。 虐待を受けた子は親になると子を虐待することが多く、ネグレクトにしても同様だとか。 そうなると、親の因果が子に祟り、さらには孫にまで祟ってしまったわけで、じつに切ない事件です。 検察は殺意があったことは明白だと主張していますが、私は未必...
社会・政治

米兵銃乱射

まずいことをやってくれちゃいましたねぇ。 アフガニスタン駐留の米兵1人が、酩酊状態で基地を抜けだし、近くの民家3軒に次々と押し入って銃を乱射、地元住民16人を射殺したというのです。 そのうち9人は子どもだったとか。 オバマ大統領は軍の関与を否定し、あくまで個人の犯行だと言っており、それはそうなのでしょうが、アフガニスタンの人々の米軍を見る目は厳しいものにならざるを得ないでしょう。 大体治安を維持し、国家として独り立ちすることを助けるために駐留している米軍の中に、殺人マニアのようなやつが紛れ込んでいたのでは、米軍の管理責任は免れません。 戦闘地域で兵隊の精神状態が錯乱し、怖ろしい行為に走るのは、洋の東西を問わずよく見られること。 であるからこそ、世界一の軍事力を誇る米軍は、兵士のメンタル・ヘルスや倫理規範に注意を払わなければならないはずです。 米国が哀悼の意を表し、遺族に賠償するのは当然ですが、いくら金を積まれたって、亡くなった16人が戻ってくるわけではありません。 米兵自らが憎しみの火に油を注ぐようなことをしては、世界の警察を自負する米国の名が廃るというものです。 犯人は基地で自首した...
スポンサーリンク