2012-04-16

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映画

セービング・フェース

以前、このブログでパキスタンやトルコで日常的に行われているという婚前交渉を行った実の娘を殺害する名誉殺人などの女性虐待について紹介しました。              ↓ またもや、いやになるような風習を知りました。 米国でドキュメンタリー部門のアカデミー賞を受賞した「セービング・フェース」によって。 「顔の救済」とも訳されるこの作品、あまりに凄絶です。 パキスタンでは、求婚したのに断られた男や、妻が不貞を働いたと思いこんだ男が、相手の女の顔に硫酸をかける事件が頻発しているというのです。 硫酸をかけられた女は、顔を布ですっぽりと覆い、外に出ることもなくなり、泣き寝入りするのが常だとか。 パキスタンで売春婦をしていた女がお金持ちの客に見染められ、結婚したそうです。 結婚後ほどなくして夫から妻への暴力がエスカレート。 妻は母親の家に逃げましたが、就寝中に夫が押し入ってきて妻の顔へ硫酸をかけたそうです。 鼻はつぶれ、口がふさがり、窒息しかけたところ、ストローを口にさしこまれてかろうじて息をし、生き残ったそうです。 妻はイタリアで38回もの整形手術を受け、やっと唇が動くようになったそうですが、...
文学

ノーベル賞作家

1972年の4月16日、我が国で最初のノーベル文学賞を受賞した作家、川端康成が亡くなりました。 親交のあった三島由紀夫の割腹自殺から一年半後、作家72歳の春でした。 ガス自殺説では、老醜をさらしたくないがためであるとか、三島由紀夫を喪った喪失感であるとか、ノーベル文学賞受賞の重圧のためであるとか、甚だしきにいたっては、可愛がっていたお手伝いさんが辞めたからだとか、様々な憶測がとびかいました。 また、なれないガス暖房器具を自ら操作したため、誤って事故死したのだという説も有力です。 いずれにしろ、真相は闇の中。 ミステリアスでセクシャルな雰囲気が漂う美的世界を追い求めた作家には、むしろお似合いかもしれません。 川端康成という作家、数々の日本の美を詠う作品を残しましたが、じつは食うために少女小説も多く書いていて、これがなかなか面白いのですよ。 当時良家の子女に大人気だった雑誌「少女の友」に発表された「乙女の港」では、当時男女交際が破廉恥な行為とされていたことから、女学生の上級生と下級生が特別な友人関係を結ぶという、いわば擬似恋愛のようなS(sisterの略)という関係性を描いた小説は面白かっ...
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