2012-04

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社会・政治

懲りない鳩

鳩山元総理、4月6日から9日までの日程で、イランを訪問するそうです。 また得意の友愛を説くんでしょうか。 相手はイスラム教原理主義の国。 甘っちょろい話をしたって、日本人はお人よしで、しかも言ってることの意味がわからない、と呆れられるのがオチ。 大体、外交・安保であれだけの失政をやらかした鳩ッチを、どうして民主党は外交担当の最高顧問なんかにしちゃったんでしょう。 不思議です。 野田総理も、事前に政府に相談がなかったことに不快感を示しており、山本一太議員にいたっては、羽交い締めにしてでも行かせない、と息巻いています。 その気持ち、分かりますねぇ。 なにしろ日替わりで言うことが変る人ですからねぇ。 イランは欧米相手にホルムズ海峡を封鎖する、とまで恫喝を強めている国。 わが国は米欧と連携してイランの核開発を阻止する立場です。 手土産を持って圧力をかけ、日イラン友好を演出しつつ、核開発を停止するとの言質をとるなどという高等な外交手腕を持ち合わせてはおりますまい。 友愛アイスクリーム、溶けてなくなっちゃいますよ。 政治家なんぞ見切りをつけて、友愛を旨とする新興宗教の教祖にでもおさまったほうがお似...
文学

春めく

今日は馬鹿に暖かいですね。 これで一気に桜が開くでしょう。 すっかり春めいてきました。 春立つと 沖辺かすめる 湯の町に ひとり篭りて さびしくも居る 若山牧水の和歌です。 華やかであるべき春に寂しさを感じるというのは、我が国民の独特の感性でしょうか。 私も定年したら、春を、海辺の湯の町に1人で過ごしたいものです。 老人になった私がその時感じるのは、勤めあげたという充実感でしょうか。 それとも、くだらぬ仕事にかまけて人生の大半を過ごしてしまった切なさでしょうか。 今の私には、わかりません。 一つ言えるのは、定年後10年は生きたいということです。 先月父を亡くし、長生きしたいという思いを強くするようになりました。 長生きして、この世の快楽を舐めつくし、人類の行く末を見届けたい、と。 その思いは父が私に健康に留意せよ、という無言のプレッシャーを与えているのだと思っています。 春速く まよひ出でたる 蜂の子の 菜の花のうへを なきめぐるあはれ こちらも若山牧水の和歌です。 あんまり春早く出てきたので、菜の花をどうして良いかわからないんでしょうか。 あはれではありますが、生命の力強さも感じます...
社会・政治

性転換者のミス・ユニバース

カナダ人で、19歳の時に性転換手術を受けて女性になったという方が、ミス・ユニバースカナダ大会で生まれながらの女性ではない、ということで失格になったそうです。 この女性はそれを不当な差別であると訴え、主催団体に抗議したんだとか。 主催団体には多数の抗議が殺到し、一転してミス・ユニバースへの参加を認めた、ということです。 医学の進歩はややこしい問題を生み出しましたね。 性同一性障害とか性適合手術というのはわりと最近広まったもので、わずか数十年前には、肉体を変えてまで精神の性と一致させせるということは不可能でした。 多くの体の性と心の性の不一致に悩む性同一性障害患者には朗報ですが、社会はまだそういった少数者にどう接して良いかわからないのだろうと思います。 そういう技術がなく、性同一性障害という概念もない時代、オカマとか、オナベとして生きる他ありませんでした。 それにしても、昔、武士の家に生まれた男が、性同一性障害で悩んでいたとしたら、その悩みは絶望的に深かったでしょうね。 自分は異常でどうしようもないやつだと、悩み苦しんだことでしょう。 そういう意味では、少しはマシな時代になったんでしょうか...
文学

台風一過

気象庁は低気圧だと言い張っていましたが、昨日の暴風雨は台風としか言いようがないものでした。 それだけに今朝は台風一過の青空が広がっています。 通勤途中にみかける桜も二分咲きくらいにはなったでしょうか。 春から一気に初夏へと駆け抜ける予感がします。 誰の句でしたか、 台風一過 洗濯物の 翻る という、生活の力強さを感じさせる句を思い出しました。 雨が降ろうと台風が来ようと地震が起きようと、生きている限り、飯を食い糞をひねり労働に従事する、という基本は変わりようがありません。 その生活基盤を強固にすることの意味を感じさせてくれる句ですねぇ。にほんブログ村本・書籍 ブログランキングへ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
文学

春の嵐

台風のような雨や風をもたらす低気圧が首都圏に接近中です。 首都圏の電車は早くも一部運休になったり、間引き運転をしています。 台風が来るとすぐに止まる、海の上を走る京葉線はすでに全面的にストップしたようです。 私はそんなニュースを見ながら、暖かい部屋でこの記事を書いています。 職場の温情に感謝です。 春の嵐というと、もう30年近く前、中学生の頃に読んだヘルマン・ヘッセの小説を思い出します。 私は14,5の頃、ヘルマン・ヘッセの作品を耽読しました。 ドイツ教養小説と称せられますが、それほど単純なものではないでしょう。 「春の嵐」は、芸術的衝動を抑えきれずに音楽家を目指す主人公が事故により身体障害者となり、絶望のどん底にありながら音楽に慰めや高揚を覚えるさまが、まわりの人間関係とともに、繊細に描き出された秀作です。  孤独の本態とは何者か、また幸福にいたる道とは何か、を問いかけてくるヘッセ前期の名作ですね。 後年、彼は東洋思想に目覚め、その作風は大きく変わっていきますが、「春の嵐」はそれよりも前、西欧的な教養を素直に信じていた頃の作品で、それだけに純粋な感じがします。 文庫本で読めるので、お...
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