思想・学問 台風
台風が日本列島に接近中とか。 千葉市も激しい雨が降り、風が吹いています。 台風が近づくとなんとなくわくわくするのはなぜでしょうね。 台風なんかでびくともしない、現代のマンションに住んでいるからでしょうか。 「サザエさん」なんかは台風が近づくとマスオさんや波平さんがドアや窓に木の板を打ち付けたりしていますが、もうあんなことをしている家はごくわずかでしょうねぇ。 窓はサッシになっちゃいましたからねぇ。 「古事記」によれば、風の神、志那都比古神(しなつひこのかみ)はイザナギ・イザナミの子どもで、風の神とされています。 風の神です。 風は神の息と考えられ、古くは神聖なものととらえられていたようですが、風害の頻発などから、邪悪なものと転じていったようです。 風は邪気を運ぶものであり、邪気は風に乗ってどんな小さな隙間にでも入り込み、疫病や風邪を流行らせました。 風は古来から怖れられていたのですね。 台風なんてその親分のようなものですから、怖ろしいに違いありません。 風神と聞いて誰もが思い浮かべるのが、俵屋宗達の「風神雷神図」でしょうねぇ。 下がそれです。 荒ぶる神々を、こんなに鮮やかに、美的に描き...