2012-06

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文学

人を読むほどの書

今週も月曜日から金曜日まで、しっかり通えました。 ありがたいことです。 ちょこちょこ休むと休み癖がついてしまいますので、少々の不調は我慢して働いたほうが気分が良いのですよねぇ。 しかし仕事というのはそもそも体に悪いこと。 いやなことを我慢してやればストレスになるのは当然。 そうはいっても野生の肉食獣は食うために狩りをするのであって、楽しいからするわけではないでしょう。 それが証拠に、檻の中に閉じ込められてさぞストレスだろうと思われる動物園の動物のほうが、野生の動物よりはるかに長生きだとか。 食い物をいつも探している生活のほうが、閉じ込められるよりストレスということでしょうか。 してみると仕事というのは命を削る行為だと言ってよいでしょうね。 十分な財産があって、働かずに食えれば人間の寿命はずいぶん伸びるでしょう。 しかし小人閑居して不善をなすと言うとおり、ろくなことはしないんでしょうね。 飲んだり、打ったり、買ったり。 仕事をせず、酒も飲まず、本も読まず、異性も求めず、映画や芝居も観ず、散歩もしない、そういう風に自分が背負っている業のような物をすべて捨て去ることができれば、こんな楽なこと...
社会・政治

駐中国大使

丹羽駐中国大使、東京都が尖閣諸島を購入する計画に強い懸念を表明しましたね。 曰く、「もし計画が実行されれば日中関係に重大な危機をもたらす」「過去の努力を台無しにするわけにはいかない」など。 日本政府は丹羽大使の発言を個人的見解として厳重注意するようですが、わが国よりも中国の利益を優先するような人を大使に選んだことが問題です。 さらには、「日本国民の感情はおかしい」だとか、「日本は変な国」などと、自国と自国民を貶しめるような発言をして、恬として恥じないその姿、大使こそ変でおかしいのではないですか。 伊藤忠商事社長時代、よほど中国に儲けさせてもらったんでしょうか。 その恩義でしょうか。 もしそうなら、ただちに更迭すべきでしょう。 しかも経済大国になって役割を終えた対中ODAを復活させろ、とほざいているそうですね。 世界第3位の経済大国が、第2位に政府開発援助を与えるとは、誠に奇妙な話しです。 石原都知事は言わせておけ、と大人な態度を崩していません。 民主党は政権を取った時、とにかく自民党とは違うんだとばかり、お馬鹿な政策を打ち出しました。 普天間の移設先を国外最低でも県外と言ってみたり、挙...
文学

レイ・ブラッドベリ死す

米国のSF作家、レイ・ブラッドベリが亡くなりました。レイ・ブラッドベリです。 この作家には彼を神のように崇める熱狂的ファンがついていましたね。 かくいう私も、長編「火星年代記」や「華氏451度」、「お菓子の髑髏」など、数々の短編集を中学生の頃耽読しました。 人生も後半にさしかかって、レイ・ブラッドベリをほとんど忘れていたところ、このたびの訃報に接したというわけです。 91歳だったとか。 死の直前まで執筆を続けていたというからたまげたものです。 彼の作風は、SFでありながら抒情的というか、やや感傷にはしる面と、SFらしい鬼面人を驚かす面があり、それが抜群のバランスをとって、読む者を引き込むという、プロらしいものです。 もうほとんど彼の小説の細部は忘れてしまいましたが、心に残る不思議な世界、という読後感だけはよく覚えています。 ご冥福を祈ります。火星年代記 (ハヤカワ文庫 NV 114)小笠原 豊樹早川書房お菓子の髑髏: ブラッドベリ初期ミステリ短篇集 (ちくま文庫)Ray Bradbury,仁賀 克雄筑摩書房華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)Ray Bradbury,宇野 利泰早川書房に...
社会・政治

韓流

韓国のドラマや映画がわが国で幅を利かすようになってから10年以上経つでしょうか。 私は韓国のドラマは一度も観たことが無く、映画は「猟奇的な彼女」というコメディーと「箪笥」というホラーを観ただけです。 「箪笥」は単純なホラーとはいえない深い作り込みになっていて、素晴らしい出来でした。 後にハリウッドでリメイクされています。 「猟奇的な彼女」は最初のうちこそコメディーっぽく、凶暴な若い女が良い味を出していると思いましたが、だんだん大メロドラマになっていき、白けました。 なんでも韓国のドラマや映画は基本的に大メロドラマなのだとか。 韓国の医学ドラマ-病院で恋愛する。パイロットドラマ-空軍で恋愛する。警察ドラマ-警察署で恋愛する。スポーツドラマ-スポーツして恋愛する。 というジョークがあるほどだそうです。 わが国においても欧米においても、近年、どストライクのメロドラマというのはほとんど作られることがありません。 男女関係が希薄になったのか、あるいは性行動が軽薄になったせいかわかりませんが、私自身、ストレートな恋愛ドラマは好みません。 恋愛というのは自分で実行するほうが、恋愛ドラマを観るより恋愛...
文学

ヒゲの殿下、薨去

ヒゲの殿下の愛称で親しまれた寛仁親王(ともひとしんのう)殿下がお隠れあそばしました。 寛仁親王(ともひとしんのう)殿下です。 この人、皇族としてはかなり奔放に振舞って、世間を騒がせていましたね。 アルコール依存症を公表された時には「皇室はストレスの塊」と言ってみたり、力を入れていた福祉活動が思うようにできず、皇籍離脱を宣言されたり。 ラジオの深夜放送でDJを勤めたり、テレビのバラエティーに出たり。 多くの著作もありました。 天皇陛下や皇太子殿下には許されない自由があったものと思われます。 大体皇族の場合、アルコール依存症になるほど飲む前に、宮内庁の職員などに止められるように思いますが、ヒラ皇族の場合は違うんでしょうか。 その後咽頭ガンに侵されて声を失い、ついに66歳で薨去という仕儀にあいなりました。 国民から見ると親しみやすいような、危なっかしいような感じでした。 今上陛下の従兄弟で、麻生太郎元総理の義弟にあたるそうですね。 初めて知りました。 最近では、女帝も女系天皇も反対、という立場を表明されたことが記憶に新しいところです。 私は女帝も女系天皇も一向に問題ないと考えていましたから、...
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