犬神憑き
犬神憑き、という言葉を時折耳にします。 他にも狐だとか蛇だとかが憑いている家系があると、主に四国を中心に広く信じられ、現在でもなお差別の対象になっているとか。 犬の魔力で怨む人や家に祟りをなさんとしたした人物が、犬を捕えて首だけを出して土中に埋め、犬が腹を減らしたと見るや生肉などを目の前におき、すると犬の眼は吊りあがって最も魔力を得た瞬間に犬の首を切り落とし、その犬の魔力を自在に操った者に犬神が憑き、代々犬神憑きの血筋となると言います。 現在もなお、犬神憑きと称せられる家ではそうではない家との婚姻が叶わず、葬式にも入れてもらえない、とか。 村八分よりひどい、村十分ですね。 そのため、犬神憑きと称せられる家同士が徒党を組んで行動するため、かえって不気味がられてより差別はひどくなる、というわけです。 でも不思議ですね。 差別するということは犬神の魔力を多少は信じているのでしょうから、差別なんかして、それを怖れたりはしないのでしょうか。 昔、「狗神」という映画がありました。 そこで狗神憑きの者たちが集団自殺するシーンがあって、たいへん怖ろしく感じましたね。狗神 特別版 天海祐希,渡部篤郎,山...