2012-06

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映画

ウェイク・ウッド

昨夜は英国の切なくも悲しいホラー「ウェイク・ウッド」を鑑賞しました。 幼い娘、アリスを亡くしたパトリック夫妻。 夫妻が引っ越してきた村には、ある秘術がありました。 それはある儀式を行うことによって、一年以内に亡くなった者を三日間だけ蘇らせるというもの。 三日経つと、死者は森に帰り、植物の肥料となって永遠の眠りにつきます。 しかしアリスの場合は何かが違っていました。 蘇ったアリスは怖ろしい殺人鬼に変じていたのです。 その理由は、死後一年一ヶ月経っていたこと。 秘術を行う際、パトリック夫妻は11ヶ月前に亡くなった、と嘘をついていたのです。 しかしその嘘も、娘を蘇らせんと願うあまりのこと。 その親心が切ないですね。 蘇り初日は両親と無邪気に遊ぶアリス。 しかし二日後には、残忍な犯行を繰り返すのです。 幼い子どもを亡くし、秘術によって蘇らせるが、元の子どもでは亡くなっていた、という物語りは「ペットセメタリー」に酷似しています。 完成度の高さにおいては、「ペットセメタリー」に軍配が上がるでしょう。 先は読めるしオチもありきたりで、やや消化不良で不満が残る出来でした。ウェイク・ウッド~蘇りの森~ ...
文学

夏、夏、夏、

週末は梅雨の晴れ間。 梅雨の晴れ間はもう夏ですねぇ。夏、夏、夏、露西亜ざかひの黄の蕊(しべ)の 花じゃがいもの大ぶりの雨 北原白秋の和歌です。 大きな歌ですねぇ。 夏の三連発、これ、反則じゃないでしょうか。 蕊(しべ)とはおしべめしべのこと。 それが花ジャガイモの大ぶりの雨に降り注ぐというのです。 なんとも力強い、生命力に溢れた和歌ではありませんか。 やや抒情的なイメージが強い北原白秋ですが、このような生命賛歌のような歌も詠むのですねぇ。 ちょっと驚きました。 打って変わって、北原白秋らしい和歌を。病める兒は ハモニカを吹き 夜に入りぬ もろこし畑の 黄なる月の出 これはまた、異様なまでに美的で繊細な歌ですね。 病気の子どもがハーモニカを吹きながら夜の中に入っていく、そこはモロコシ畑で黄色い月が出ているというわけです。 ハーモニカ、もろこし畑、黄色い月、小道具がすべて良いですねぇ。 これは必ずしも夏の歌ではないかもしれませんが、私はあえて夏の歌だと読みたいと思います。 だってこのシチュエーションで肌寒い時期ではやれんじゃありませんか。 私も一つ、酔眼をぎらつかせて、伊達ハーモニカでも持...
その他

サッカーヨーロッパ選手権の人種差別

サッカーヨーロッパ選手権がポーランドとウクライナで開催されていますね。 地元のサッカーファンが黒人などの有色人種が登場するたびに一斉に猿の真似をし、バナナをグラウンドに投げるんだとか。 ひどい人種差別です。 これに怒った西洋諸国、英独仏などの首脳は、サッカー観戦をボイコットしたうえ、有色人種を侮辱したサポーターを退場させるよう要求を出しました。 ウクライナとポーランドのサッカー連盟はこれに対し、侮辱を受けてエキサイトしたり、勝手に退場しようとしたりした選手にイエローカードを出す、と意味不明の対抗措置を取ることを宣言。 事態は悪化の一途をたどっています。 かつては、英独仏などの西洋諸国も、同じように人種差別をし、あまつさえ有色人種の国土を襲って植民地にしたりして平気でした。 しかし時代は進み、人種差別は絶対にいけないことになりました。 腹の中でどう思っていても、公的な場でそれを表明することは、もはや許されません。 民族性ジョークというのがあって、ポーランド人はお馬鹿さんとして描かれることを専らとします。 日本人は真面目で集団主義、フランス人は飲食と女が大好き、英国人はすぐにホモり出す、米...
その他

豪雨

千葉は朝からひどい雨でした。 通勤途中、道路が所々軽く冠水しており、車が壊れるんじゃないかと肝を冷やしました。 ある交差点では水があまりにも多く、道の真ん中しか走れないため、片側交互通行のようになっていました。 工事ではないので警備員など当然おらず、誘導する者がいないまま対向車と譲り合いながら一台一台進む感じです。 その時、日本のドライバーのマナーの良さに深く感謝しました。 高速道路の車線変更なども、渋滞していても一台おきに入れてくれるし、こちらもゆずりますもんね。 電車通勤の人は停電で電車が大幅に遅れたとかで、今日は出勤できただけでもうやる気が起きない、とぼやいていました。 こんなことを言うと大震災の被災者の方に怒られるかもしれませんが、もう豪雨はこりごりです。
社会・政治

造反

小沢元民主党代表が消費税増税の採決に反対票を投じることを表明しましたね。 理由はマニフェストに増税すると書いていなかったから、とのことで、まっとうな考え方です。 でも悲しいかな、この人の行動はいつも裏を読まれます。 今回の一件でも、最初は倒閣運動の一環と見られ、形勢不利となると離党覚悟の野田降ろしと邪推されています。 可哀そうですね。 しかしそうなるにはそうなるなりの、小沢元代表の過去の行動パターンがあります。 自民党で権力闘争に敗れるや離党して新生党を立ち上げ、日本新党の細川党首をかついで連立政権を作り、自民党を追いおとして与党におさまってしまいました。 あの時はしてやったりという気分だったでしょうね。 しかしその後新進党を作るも数年で打っ壊し、自由党を作って自自公政権に参加しましたがまたもや分裂して自由党と保守党に分かれ、野党へ。 その後民主党に吸収される形で自由党を解党し、長い野党暮らしを経て三年前に民主党が大勝し、与党に返り咲きました。 しかし収賄スキャンダルで傷つき、今は無役で野田降ろしに執念を燃やす悪鬼のごとくになってしまいました。 過去何度も、総理になるチャンスはあったと...
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