思想・学問 死んだらどうなるか知りたい
札幌の中学生1年生が飛び降り自殺したそうです。 残されたノートには、「死んだらどうなるか知りたい」と書かれていたそうです。 イジメを示唆する言葉もあったようですが、級友はイジメに関しては一様に首をかしげています。 学校も寝耳に水だった様子。 私はむしろ、純粋に死後の世界への興味関心を募らせた思春期の少年の、危険な冒険だったのではないかと直感しています。 1990年代初頭、「フラットライナーズ」という映画が公開されました。 何人かの医学生が、死後の世界を探るため、臨死体験をしようと、一人を心肺停止にし、1分後に蘇生させるという危険な実験を行います。 彼らは順番にそれを行い、全員が臨死体験をするのです。 しかし安易に臨死体験をした彼らには、怖ろしい運命が待っていたのです。 主人公が朝日を浴びながら、「死ぬにはいい日だ」とつぶやくシーンが印象的でした。 札幌の中学生は蘇生はなされず、本当に死んでしまったわけですが、それが知的好奇心から起きた自殺であるならば、ゆゆしき事態です。 イジメを苦にこの世から逃走する自殺ももちろん悲惨ですが、死後の世界を知りたいという知的好奇心を満足させんがための自殺...