2012-10-14

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精神障害

後が無い

3月5日に父が亡くなって以来、食欲不振が続き、体重が減少し続けていることは何度かこのブログで報告しました。 今朝、53.4キロになっていました。 8か月でちょうど20キロ落ちたことになります。 人相が変ってしまいました。 今までわりと余裕があったのは、就職時の体重が53キロくらいで、それはうつ病発症の35歳まで変らなかったので、53キロまでは大丈夫だと高をくくっていたからです。 しかしその53キロになってしまった今、これより落ちると成人以降では未知の世界に突入することになります。 それはちょっとまずいんじゃないかと思います。 ここにきて、急に危機感を覚えています。 そうは言っても食欲が回復する見込みはなく、無理に食えば戻してしまうので、ここはもはやサプリメントや栄養剤で補う他ないかと思っています。 何事も適切な数値というのがあります。 拒食症のような精神的な病気の場合、治療を受けて食えるようにする必要がありますが、私は少量といえど三食食っていますし、もともとダイエットしようなんてかけらも思っていませんでしたから、話は厄介です。 それにしても近しい人の死が、これほど肉体に影響を及ぼすもの...
文学

追悼 丸谷才一

作家で翻訳家、批評家でもあった丸谷才一先生が87歳で亡くなられた、との報に接しました。 この人、英文学が出発点とあって、英国流のユーモアに富んだ、どこかシニカルな作風で、その思想性はともかく、私は好んで作品を読みました。 印象に残っているのは、「たった一人の反乱」と「裏声で歌へ君が代」ですかねぇ。 江藤淳などの保守的な文芸評論家から激しく攻撃されたりもしていたようですが、文学に政治性を持ち込んで自分の土俵に引きずりおろそうとした感じで、私は江藤淳のやり方を好みません。 私の出身大学でかつて助教授を務めていたことがあり、私が入学したときにはすでに退職してずいぶん経っていましたが、その厳しい講義は語り草になっていました。 私が教わった多くの教員は彼の講義を受けた経験があり、広い意味では私も孫弟子にあたるのかもしれません。 村上春樹のデヴュー作「風の歌の聴け」を新人賞選考委員として激賞し、彼を世に出したことも高く評価されています。 偏見の無い人だったように感じます。 惜しむらくは寡作だったこと。 エッセイや評論は多いのですが、キャリアが長いわりには小説が少ないのですよねぇ。 年齢的には大往生...
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