2012-11-03

スポンサーリンク
思想・学問

持ち時間

昨日・今日と続いた漢籍文化の国際シンポジムが終わりました。 日本・中国・台湾などの漢籍の研究者が集まって、200名程度の聴衆の前で発表や討論を繰り広げ、私は映写室からそれをぼんやりと眺めていました。 日本人研究者と中国人・台湾人研究者との顕著な違いは、持ち時間に関する感覚。 日本人研究者はみな持ち時間を守りますが、中国・台湾の先生方は、10分や15分、超過して平気です。 中には40分も超過した強者がいました。 もともとの持ち時間は20分なのに、1時間も熱弁を奮うのだからかないません。 しかも馬鹿でかい声で。 高感度マイクがあるのだから、大声を張り上げる必要などありません。 日本人は時間に精確だとよく言われますが、このシンポジウムを見ていて本当にそうだなぁ、と思いました。 それと、日本人研究者はパワー・ポイントを使うのに対して、中国・台湾の研究者はワードを使うのが気になりました。 言うまでもなく、ワードはいわゆるワープロ・ソフト。 文章を書くためのソフトです。 パワー・ポイントはプレゼンテーションを効果的に行うために開発されたソフト。 見る側からはもちろん、発表する側からしてもパワー・ポ...
社会・政治

人事下手

田中真紀子文部科学大臣、外務大臣の時の教訓を生かしていると思われ、大人しくしていました。 しかしこのたび、驚愕の政治判断を下しました。 大学設置審議会の長期にわたる審議の末、設置が認められた三つの大学や学部の設置を認めない、とちゃぶ台返しのようなことをやらかしたのです。 私も新しい学部の設置事務に携わったことがありますが、膨大な量の書類の提出を文部科学省に求められ、たいへんしんどい仕事でした。 それを2年も続け、審議会は慎重に審議し、設置を認める答申が文部科学大臣に提出されれば、事実上新設OKということです。 三つの大学、学部は文部科学大臣による最終的は決裁を、今や遅しと待ち受けていたことでしょう。 今度の春の入試要項を印刷していまった学校法人もあるやに聞き及びます。 もちろん、大学や学部の新設を許可するのは、文部科学大臣の専権事項です。 したがってこのたびの田中大臣の判断は、手続き上の瑕疵はありません。   しかし、この三十年、審議会の答申を大臣がひっくり返したことはありません。 いったい田中大臣は、きちんとそれぞれの大学、学部が提出した書類及び答申の中身を精査したのでしょうか。 私...
文学

文化

今日は文化の日ですね。 悲しいかな、私は職場で昨日に引き続き開催される漢籍文化の国際シンポジムのため、出勤です。 漢籍文化ということで、パネリストも講演者も客も中国人だらけ。 ちまたで言われているほど、彼らのマナーは悪くありません。 さすがは研究者やそれに準じる人たちと言うべきでしょう。 文化の日とは言いますが、元をただせば明治天皇の誕生日。 戦前までは明治節という祝日でした。 みどりの日を昭和の日に改めたように、文化の日も明治の日と改めたらどうかと思います。 長い鎖国の夢から醒めて、冷酷非情な帝国主義全盛の時代にわが国を帝国主義列強の地位にまで押し上げた先人の苦難の歴史に思いを致す日としたほうが、趣旨に沿うと思います。 文化の日では、何が何やらわかりません 降る雪や 明治は遠く なりにけり と、中村草田男が詠んだのは昭和6年のことだったとか。 明治が終わって21年後のことですね。 すると平成の御代も24年。 昭和は遠くなりにけり、といったところでしょうか。炎熱―中村草田男句集 (ふらんす堂文庫)横澤 放川ふらんす堂にほんブログ村 人気ブログランキングへ
スポンサーリンク