2012-11-22

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社会・政治

核武装シュミレーション

日本維新の会の石原慎太郎代表が講演で、「核を持っていない国の発言力は圧倒的にない。核兵器に関するシミュレーションくらい日本はやったらいい」などと述べたそうですね。 物騒な発言です。 わが国ではここ5年ばかり、政治家が核武装の必要性を説く姿をときおり見かけるようになりました。 古くは1970年代初頭に秘密裏に核武装計画を立案し、当時の西ドイツに一緒に核武装しませんか、と持ちかけたことが最近明らかになりました。 当時の西ドイツ政府はたいへん衝撃を受けたそうです。 核拡散防止条約というのがあって、わが国も批准しています。 つまり、すでに核兵器を持っている国に廃絶を迫ることはできないが、せめて今核武装していない国が核武装を目指すことは止めようという主旨かと思われます。 これは考えようによってはずいぶん傲慢な発想です。  うちらは昔から持ってるからいいんだもん、でもこれから持とうとするのは駄目だよ、というわけで、公平性に欠けると言わざるを得ません。 私はわが国は核武装を目指すべきではないと思っています。 世界中から非難されますし、同盟国との関係性も悪化するでしょう。 世界はどこよりもわが国の核武...
映画

ボレロ

1928年11月22日、パリでラヴェルの「ボレロ」が初演されました。 「ボレロ」といえば、私が強烈な印象をもって思い出すのは、「愛と哀しみのボレロ」ですねぇ。 中学生の頃初めて観て、非常に感銘を受け、その後何度もビデオで観ています。 1930年代から1960年代にかけて、パリ、モスクワ、ニューヨーク、ベルリンに住む4つの家族の物語が、それぞれとは関係なく、同時並行で進められます。 第二次世界大戦を経て冷戦時代に突入。 それぞれの家族は時代の波に翻弄されます。 ソヴィエトからの亡命を試みる者、ただ淡々と日をおくる者、人間精神の運動は様々な方向に向かい、その欲望、野心、日々のいざこざなどが、人間精神の偉大さを印象付けます。 そしてラスト、パリの広場で「ボレロ」の演奏会が開かれます。 4つの家族は、互いを見知らぬまま、ダンサーとして、司会者として、歌手として、観衆として、そこに集うのです。 4つの家族は最後まで交わることはありません。 ただラストのボレロで、一体となって偉大な芸術をともにするのです。 たいへん長い映画で見どころ満載なのですが、簡単に紹介すると以上のようになります。 中年になっ...
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