思想・学問 異教の祭り
買い物のため車で移動中、FM放送を聞いていたら、早くもクリスマスの話題ばかりでした。 クリスマスのお祝いは、元来、キリスト教徒がイエスの降誕を祝うもので、必ずしもイエスの誕生日ではないんだとか。 敬虔なキリスト教徒はクリスマス・イブを静かにお祈りをして過ごすそうですね。 わが国では大正時代頃から取り入れられたようですが、爆発的に広まったのは、敗戦後、戦勝国の真似をしたからかと思います。 私が子どもの頃は、サラリーマンのおじさんが大挙して大酒をかっ喰らう日でした。 その後バブル前後には、なぜか恋人と豪華なデートをする日とされ、クリスマス・イブにデートをしない若い男女は人にあらず、という悪習まで生まれ、中には相手もいないのに1年も前からクリスマス・イブの晩に豪華レストランやホテルを予約する強者まで現われました。 当時大学生だった私はそのような世間の風潮を冷笑し、絶対に独りで過ごすと決めていました。 デートはもちろん、男同士で飲みに行くことも自らに厳しく禁じましたね。 まぁ、天邪鬼だったのでしょうねぇ。 今でもそうですが。 バブルが崩壊し、長い不況の時代を迎えると、クリスマスだからと言って特...