文学 退行欲求
私が残酷非道な物語を好み、ホラー映画をこよなく愛していることは、このブログをご愛読いただいている方はよくご存知のことと思います。 しかし実生活となると、私はとんだ腰抜けです。 血を見ることが苦手で、また苦しんでいる生き物を見るのも全く駄目。 だからSMという趣味嗜好は理解不能です。 サド侯爵や団鬼六、マゾッホらの小説は好むんですけどねぇ。 魚の死骸に触れることができず、そのため秋刀魚を焼くことすらできません。 鯛や鯵のはらわたを取り出すことなど、怖ろしくてとてもできません。 従って焼き魚を食すためには、同居人に全面的に頼らざるを得ず、いつもからかわれています。 釣りなんてもってのほかで、そもそも私は生き物に触れることを極端に怖れています。 蛙や蛇や虫はもちろんのこと、犬や猫に触れるのも嫌で、ほとんど触れたことがありません。 若い頃はきれいなおねぇさんに触れることだけは好きでしたが、近頃はそれもなんだか不潔な感じがして嫌になってしまいました。 不潔というのは、文字通り、物理的に不潔ということで、精神性の問題ではありません。 まして性行為などというものは不潔の極みみたいなところがあって、今...