2013-04

スポンサーリンク
映画

トールマン

今日は首都圏は爆弾低気圧に見舞われるとの予報で、家でじっとしていましたが、16時45分現在、小雨が降って少し風が強い程度。 拍子抜けしました。 家に閉じこもるとなれば、私の場合DVD鑑賞にふける他ありません。 数年前、世界を震撼させたバイオレンスと不可思議な哲学的思考にあふれた名作「マーターズ」で名を馳せたパスカル・ロジェ監督の文芸サスペンス「トールマン」を鑑賞しました。 「マーターズ」ではかなりストレートに過激な暴力描写が観られ、それは観る者に嫌悪感を与えるほどでしたが、「トールマン」では残酷シーンは一切ありません。  かつて炭鉱で栄えながら、今は廃坑によってさびれてしまい、日々鬱屈のなかで過ごす町の住民たち。 ここで連続幼児失踪事件が発生し、18人もの幼児が何者かに連れ去られます。 町の人々は犯人にトールマンというあだ名をつけ、恐怖に怯えます。 トールマンとは何者なのか、幼児誘拐の目的は何なのか。 物語は一瞬も見逃せない緊張感をもって展開します。 やがて明かされる驚愕の真実。 トールマンはその歪んだ信念によって、幼児誘拐を繰り返していたのです。 一見ホラーかサイコサスペンスのような...
仕事

歓迎会

昨夜は課の歓迎会がありました。 精神病発病以来、職場の宴会はキャンセルしてきましたが、そろそろそういうことも含め、完全復帰の機会にしようと、参加しました。 私は酒を飲むとあまり食い物が入らなくなる悪い癖があり、大きな桶に入った鮨には手をつけなかったのですが、宴会も終盤、どうも鮨が余りそうだという段になって、シャリは残してネタだけ食うという作戦に及びました。 隣に座った若い女性は驚いて、もったいないからと言って私が残したシャリだけを食い始めたのにはこっちが驚きました。 シャリだけでもおいしい、と言ってくれましたが、多分私をふざけた野郎だと思ったでしょうね。 もしかしたら来週あたり、シャリは残してネタばかりを食う胃弱者ということで知れ渡ってしまうかもしれません。 一次会は19時過ぎには終り、正規雇用だけで二次会に繰り出しました。 職場の宴会も毛嫌いせずに出てみると結構楽しいものですね。 職場復帰して丸三年。 これで完全復帰ということになりましょうか。にほんブログ村人気ブログランキングへ
仕事

怒涛

怒涛のような一週間が、ようやっと終わりました。 長かったですねぇ。 5日間がこんなに長く感じたのも久しぶりです。 人事異動によって、多くの転任者を迎え、私の席は両隣とも新しい人。 右からも左からも質問の嵐。 その上、残留した者の常ではありますが、他の部署の人もとりあえず私に話をもってきます。  毎年の繰り返しなんですけどね。 馬鹿馬鹿しくも思える職場での毎日ですが、それで禄を食んで生活しているのも事実。 やるべきことは誠実にこなさなければなりません。 ただ、仕事にのめり込むのは危険ですね。 仕事は割り切ってやらないと、所詮は給料をもらうためだけのものですから、生き甲斐みたいになっちゃったり、自己実現を図ろうとしたら、虚しさが残るだけのような気がします。 明日、明後日の土日は残念なことに大雨のうえ強風という予報。 家に閉じ込められそうな感じです。 週に一回くらいは好きな散歩を楽しみたいところですが、今週末はそういうわけにはいきそうもありません。 やれやれ。にほんブログ村 人気ブログランキングへ
文学

尊属殺人

先般、19歳の無職の少年が43歳の母親を殺害してバラバラにする、という事件が世間を騒がせましたね。 少年は容疑を認め、2人で生活し、依存や憎しみ、失望感があり、それを断ち切りたかった、と供述しているとか。 近所の人の話では、仲の良い母子家庭に見えたそうです。 また、少年は、母親を殺したとき、何も感じなかった、と言っているそうです。 わが国ではかつて、殺人罪よりも重い罪として、尊属殺人罪というものが存在していました。 殺人罪で課される刑は、3年以上の有期刑、または無期懲役、または死刑です。 しかし尊属殺人罪は、自分及び配偶者の一親等の尊属、つまり親ですが、これを殺した場合、無期懲役または死刑が課される、と定められていました。 つまり親殺しは特別重い罪だというわけです。 1973年、ある尊属殺人がきっかけで、尊属殺人罪は法の下の平等を定めた憲法に違反する、との判決を下しました。 時代は下って1995年、尊属殺人罪は廃止されました。  遅きに失した感はありますが、まずは良かった。 1979年、都内有名私学に通う16歳の男子高校生が、祖母を殺害した後自殺するという事件が起きました。 自分をエリ...
文学

おかまの日

4月4日はおかまの日。 3月3日が女の子の節句で5月5日が男の子の節句ということで、その真ん中がおかまの日とは、子供じみた発想ですねぇ。 一言でおかまといっても、「同性愛者」、「女装趣味の者」、「同性愛者向けの性風俗の職にある者」、「水商売(芸能を含む)の職にあり演じている者」、「言葉遣いが女性的な者」、「性同一性障害者」など、実際には様々な概念を包含しており、その実態は定かではありません。 なんとなく、なよなよしていて女っぽい男と、というイメージが一般的でしょうか。 ビート・ジェネレーションの代表的作家、ウィリアム・S・バロウズにそのものずばり、「おかま」という小説があります。 妻とウィリアム・テルごっこをやっていて誤って妻を射殺した後、両性愛者であった彼が同性の恋人との切ない関係を描いた作品で、独特の読みにくい文体が魅力です。 この人は麻薬中毒のジャンキー野郎で、あまたの幻想的といおうか、悪趣味な小説を書いてきました。 クローネンバーグ監督によって映画化もされた「裸のランチ」が私のお気に入りです。 バロウズの自伝的作品で、執筆中、タイプライターが巨大な口を開けてべらべらしゃべるシー...
スポンサーリンク