文学 月下独酌
今宵もウィスキーをやってしまいました。 医者からは節酒しろと言われているんですがねぇ。 今生を生きるのに、素面で毎日を過ごすことなど、私には正気の沙汰とは思えません。 一応、勤務時間中は素面で我慢していますが、私の精神は常に酔いを求めているかのごとくです。 私は真面目なサラリーマンですが、できればジャンキーのように、始終酒や麻薬に酔っていたいたいという欲求を捨てることができません。 花間 一壷の酒 独酌 相親しむ無し 杯を挙げて 明月を邀むかえ 影に対して 三人を成す 月既に 飲を解せず 影徒に 我が身に随う 暫く月と影を伴うて 行楽 須すべからく春に及ぶべし 我歌えば 月 徘徊し 我舞えば 影 零乱 醒時 同じく交歓し 酔後 各 分散す 永く無情の遊を結び 相期して 雲漢はるかなり 李白の「月下独酌」です。 薬のない時代においては、ただ酒だけが、意識の変容をもたらしてくれる、強烈なドラッグだったのでしょうねぇ。 私もまた、わが国における唯一の合法ドラッグである、酒をやめることができません。 精神障害...