その他 惚れる
惚れるということ、誠に怖ろしいことだと思います。 特に思春期に惚れると、もはや正気の沙汰ではありえません。 しかしだからこそ、思春期の早い時期に、狂気の沙汰を経験すべきでしょう。 それは学校や親は教えてくれない、自ら学ぶしかない、しかし生きていくうえで重要なことだからです。 惚れるというのは誠に不思議なもので、相手が美男美女だからなんてことはほとんど関係なく、ちょっとした仕草や言葉がきっかけで、急激に恋に陥ってしまいます。 そうなってみて、一体何事が自分に起きたのだと、戸惑うものです。 そして恋の切ないところは、片恋があまりにも多いことでしょう。 おのれがいくら相手に惚れても、相手にとっては迷惑でしかなく、相手はどうにか断ろうとし、おのれはどうにか落そうとするのです。 それは全く不毛な努力でありましょう。 少し目鼻の効く者は、この相手なら落ちるに違いないと、わずかな会話で直感してしまいます。 どういうわけか私にもそういう才能があるのですが、私は女性関係に関してはグルメゆえ、不細工な女性が簡単に落ちると直感しても、放置してきました。 そのため、最も激しく女性関係を求めていた20代半ばの頃...