2013-11

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社会・政治

SNEP(スネップ)

最近、「SNEP」(スネップ)と呼ばれる新しい概念が話題になっているようです。 NEET(ニート)と似ていますが、NEET(ニート)より広い概念です。 ニートについて、厚生労働省は「15~34歳の非労働力(仕事をしていない、また失業者として求職活動をしていない者)のうち、主に通学でも、主に家事でもない独身者」と定義しています。 スネップは、「20歳以上59歳以下の在学中を除く未婚者。就業していない。家族以外の人と2日連続で接していない」と定義されているそうです。玄田有史東大教授らが、2012年半ば頃から提唱してきた造語で、「Solitary Non-Employed Persons」(孤立無業者)の頭文字をとったものだそうです。 ここでいう「2日連続で接していない」とは「普通に会話が出来る距離にあった」ことを指し、電話やメールほかインターネットでの交流などは含んでいません。孤立無業(SNEP)玄田 有史日本経済新聞出版社 これは要するに、かつて若者の問題であると考えられていたニートや引きこもりが、そのまま年を取ってしまったために考え出さざるを得なかった言葉と言うべきで、ニートという言葉...
思想・学問

死と宗教、あるいは、詩と真実

今日も今日とてクソくだらない会議があり、腹の底では馬鹿馬鹿しいと思いながら、求められればさも重大事のような顔をして発言を繰り返しました。 人間が生きるということ、それぞれの業界でのルールを守り、糞真面目そうな面をして、芝居を繰り返しているかのごとくです。 そして今、わずかな夜の時間を焼酎のロックで心を休めています。 人生にとって究極的に重要なのは、詩と真実、そして、死と宗教の問題であるに違いないと思います。 さらに言えば、死という意味不明な事態の究明。 しかし、それら究極的に重要な、人であれば誰でも知りたいと思うことだけは、絶対に知り得ないように出来ているのが冷厳な事実です。 知り得ないと知りながら、それを求めてしまう人々は、嘘でも良いから宗教をでっち上げ、それを信じることによって、精神の安定を得ているものと推測します。 私は長い精神障害の苦しみから脱出し、最後の病気休暇から職場復帰し、そろそろ4年近くが経とうとしています。 その間、私の魂は激しく動揺しながらも、どうにかこうにか日々の業務をこなしています。 先日の精神科の診察では、主治医から、「そろそろ抗うつ薬を完全に切りますか?今で...
文学

永久機械

今朝は変に冷え込みましたねぇ。 道行く人も、多くがコートやダウンを着こんでいました。 季節は確実に冬に向かっているようです。 地球温暖化が嘘のように、今年の冬は寒いとの長期予報も出ています。 北海道や東北では早くも積雪が始まっています。 若い頃は、冬のピリピリした感じの空気が好きでしたが、いつの間にやら大の苦手になってしまいました。 数日前から、股引きを履いています。 いざという時格好悪いですが、私にはもう、いざという時なんて無いだろうと思っています。 わだの原 生れてやがて消えてゆく 浪のあをきに 秋かぜぞ吹く 相むかひ 世に消えがたき かなしみの 秋のゆふべの 海とわれとあり ゆふぐれの 沖には風の 行くあらむ 屍のごとく 松にもたるる いずれも若山牧水の歌集「独り歌へる」に見られる晩秋の和歌です。若山牧水歌集 (岩波文庫)伊藤 一彦岩波書店 いずれも寂しい感じ、メランコリックな感じが出ていて、惹きこまれます。 この人、酒を歌うと急に意地汚くなってしまう悪癖がありますが、季節や景色に仮託しておのれの孤独な心情を歌わせると右に出る者がいません。 石川啄木ほど嫌らしい感じが無く、きれい...
映画

HAUNTING 震!悪魔の棲む家

昨夜はB級感漂う心霊ホラーを鑑賞しました。 「HAUNTING 震!悪魔の棲む家」です。 森の中に傲然と建つ増築を繰り返した豪邸。 今は空き家となり、管理人として住み込むことになった夫婦と中学生の娘の3人家族。 管理人用の小さな家ではなく、巨大な邸宅に住むことを許された家族は、狂喜乱舞して豪邸を探検します。 すると古い写真があり、その中の1人は小さな黒板を首にぶら下げています。 管理人一家は、おそらく耳が不自由で、黒板で筆談をしていたのだろうと推測します。 引っ越した当日、車が泊まっているのを見かけた黒人の超常現象研究家が訪れます。 管理人一家は彼を早々に追い返しますが、超常現象研究家は名刺を渡し、困ったことがあったら連絡してくれ、と言い残し、帰ります。 そして、これでもか、と起こる不思議な現象。 一般にホラー映画は、いかに見せないかが命だと思いますが、この映画はサービス満点で次から次へと幽霊が出現したりポルターガイスト現象が起きたり。 遊園地のお化け屋敷のようです。 ストーリーはありふれたものですが、ラストは驚きでした。 「アザーズ」を彷彿とさせるラスト。アザーズ ニコール・キッドマ...
映画

Pro9 治験

下見の結果、来年度の7月のイベントは神田駅から徒歩数分の貸し会場と決まりました。 なんでも実際に見てみないと、インターネットやパンフレットだけでは分からないものですねぇ。 順調に下見を終え、帰宅したのが16時半。 借りてあったDVDを鑑賞しました。 「Pro9 治験」です。 これはホラーではなく、実話を基にした治験で起きた悲劇を淡々とつづったものです。 実話を基にした映画というのは、派手な盛り上がりには欠けるものの、異様な迫力があるものです。 田舎の森の中に建つ英国の製薬会社の研究所。 そこに、治験のために数名の男女が集められます。 報酬もそこそこ良くて、2週間、新しい薬が投与され、その安全性や副作用を見ようと言う、要するに金のために自ら志願したモルモットですね。 そこには治験に参加することで食ってきたという48歳の中年男から、暇だから、という理由でやってきた19歳の少女まで、様々です。 で、治験というのはそういうものらしいですが、何名かは新薬を投与されず、新薬と偽って毒にも薬にもならない砂糖だかなんだかを投与される者がいるんだそうで、その者が大活躍します。 新薬、Pro9の副作用は、...
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