2013-12-15

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文学

過ちて改めざる、是を過ちと謂う。 「論語」にある言葉です。 全くそのとおり、としか言いようがありません。論語 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 中国の古典)谷口 広樹角川書店 このような易しい教えに満ちた「論語」こそ、道徳の教科化にあたって、その柱にすべき、大中華帝国の偉大な教えであろうと思います。 ついでに、現在のレッド・チャイナの人々も再び学びなおすべきでしょう。 人は自己の過ちを認めたがらないもの。 世に尊敬を集める人でも、ちょっとした過ちを隠そうとして、にっちもさっちもいかないものです。 現代社会では、過ちを犯した場合、それを素直に認め、改善策を講じれば、それほど責められることはないものです。 しかしえてして、過ちを糊塗しようとしてさらに嘘をつき、その嘘をさらに強化しようとしてまた嘘をつく、地獄のような循環に巻き込まれた時、組織であれ個人であれ、真なる破滅を迎えるものと思います。 夢野久作という、今では忘れ去られてしまったかのような感がある戦前の作家が、「少女地獄」と言う佳品を残しています。 誰からも好かれたいと願う若い看護婦が自殺するところから物語が始まり、残され...
その他

日本プロレスの父、力道山

今日は戦後の英雄、力道山の50回目の命日だそうです。 当然、私がこの世に生を受ける何年も前に亡くなった人ゆえ、リアルタイムではその人気を知りません。 しかし、米国に敗れて意気消沈していた日本人たちは、リング上で米国人レスラーを倒す力道山に熱狂したと伝えられます。 まぁ、王道プロレスは概ね八百長が当たり前のショーですから、日本のリングで力道山が勝つのは当たり前ですが。 でも子どもの頃、私はジャイアント馬場・ジャンボ鶴田らの全日本プロレス、アントニオ猪木・藤波辰巳らの新日本プロレス、ラッシャー木村・アニマル浜口・阿修羅原らの国際プロレスを、熱心にテレビ観戦して、それらは真剣勝負なのだと思っていました。 しかしその後、前田日明や高田延彦が真剣勝負の団体を起こし、その試合を観てはじめて、あぁ、王道プロレスとは筋書があるショーだったのだなと、気付きました。 何しろ真剣勝負では、なかなか技が決まらず、一度決まれば一瞬にして勝負がついてしまうという呆気ないもので、王道プロレスは互いに多彩な技を掛け合いながらなかなか勝負が決まらないという、全く違うものでしたから。 考えてみれば相撲にしてもボクシングに...
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