2013-12

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仕事

定年前

振替休日の夜、性懲りも無くウィスキーで意識の変容を楽しんでいます。 私は全くアルコールによる快感に弱いらしく、このままいけば酒で死ぬんでしょうねぇ。 昨日、かつて私の上司だった人が定年を3か月残して12月いっぱいで退職するという話を聞きました。 痛ましいですねぇ。 小泉改革により、文部科学省所管の大学や研究機関が法人化した最初の年、平成16年に先輩と私はそろって某国立大学本部事務局の契約担当を命じられたのでした。 私は各学部事務部の契約担当からのほとんど喧嘩腰の問い合わせやクレームに必死で耐え、乗り切ったものの、翌年にはエネルギーを使い果たし、うつ病と診断され、長い病気休暇に入りました。 時を同じくして、上司は胃がんを発病。 病気は違えど、おそらく原因は、組織を大きく変革する時に中枢的な席に座っていたためのストレスだと思われます。 その上司はフットワークも軽く、真面目に物事を考える性格ゆえ、肉体をやられたものと想像します。 それにしても思うのは、運不運ということです。 さしたる能力も無いのにタイミングが良いんだかめぐり合わせなんだか、出世していく人もいれば、このたび定年を待たずに退職す...
映画

昼寝のちソリッド・シチュエーション

今日は日曜出勤の振替でお休み。 ずいぶん寝ちゃいました。 7時半に起きて朝飯を食ったら、またベッドへ。 お昼近くまで眠り続けました。 昼飯を食ってリビングで横になっていたら、また睡魔に襲われました。  結局ほとんど寝て過ごしてしまいました。 お疲れのようです。 かねて借りていたDVDを夕方鑑賞しました。 近頃流行りのソリッド・シチュエーションスリラー。 見飽きた感じもありますが、今回はきっついゲームを飛行機で行うというまさに逃げ場の無い作品でした。 「クエスチョン」です。 英国の巨大SNS企業、オールトゥギャザー社が、自社に登録する多くの者から、抽選で4名をニューヨーク旅行に招待します。当選者にはリムジンの迎えが来て、空港ではVIP用の待合室が用意され、超豪華なプライベート・ジェットで6時間の空の旅を楽しむのです。 その間、彼らにはゲームが課せられます。 当初はお遊び程度に考えていた4人。 しかし、SNSならではの、彼らの閲覧履歴やアップロードした内容などから、彼らの内面をえぐるような質問を投げかけてきます。 ゲームに敗れた者には課題が課せられ、それが達成できない場合、肉親が殺害されて...
思想・学問

追悼 コリン・ウィルソン先生

昨日の新聞、死亡欄に、小さくコリン・ウィルソン先生が逝去された旨を伝える記事が掲載されていました。 享年82。 私は小さな記事を見つけて、衝撃を受けました。 その死よりも、扱いの小ささに。 私にとっては高校から大学にかけて、最も興味深く読んだ思想家の一人だったからです。 先生は貧しい家庭に生まれ育ち、中学卒業と同時に工場労働者となります。 しかし、ほどなく職を辞し、大英博物館に通いつめて思いのたけを執筆。 この間、野宿生活を送っていたと伝えられます。 実存主義哲学に基づき、社会の常識の中で生きることが出来ず、社会秩序の外に身を置く芸術家らを取り上げた「アウトサイダー」が大ヒット。  後に怒れる若者たちを生み出すきっかけになったとも言われています。アウトサイダー(上) (中公文庫)中村 保男中央公論新社アウトサイダー(下) (中公文庫)中村 保男中央公論新社 以来、先生は様ざまなジャンルに興味を示し、多くの評論、小説を手がけました。 先生は正統的なアカデミズムの世界に身を置いた経験が無いことから、いわゆる正統な学者からは蛇蝎の如く嫌われていましたが、そんなことは関係なく、興味の赴くままに...
思想・学問

あそこの分かれ道で

今日、無事3本の会議を終えて、帰宅しました。 疲れますねぇ。 熱い湯につかり、今、粗末なつまみでウィスキーのロックをちびりちびりとやっています。 明日は日曜出勤の振替でお休み。 一息つけます。 サラリーマンは時間を切り売りして禄を食んでいる生き物ですから、何より自由な時間を持てることが嬉しいですねぇ。 そのうえ今日は冬のボーナスが振り込まれたのですよ。 一時期に比べると金額は落ちましたが、それでもやっぱり嬉しいですねぇ。 まぁ、そのためにつまらぬ仕事に耐えているわけですが。 つまらぬ中にも小さな喜びがないわけではありません。 懸案事項がうまく片付いたとか。 しかし強欲な私は、小さな喜びを生きがいにして、日々の晩酌を楽しみに生きるのは耐えられないと思いながら、もう22年間もサラリーマンを続けてしまいました。 さだまさしに、「主人公」と言う歌がありました。 時をさかのぼるチケットがあれば、欲しくなるときがある。あそこの、分かれ道で、選びなおせるならって、という歌詞が、40代半ばを迎えたおじさんの私には心にしみます。 しかしそれは、絶対に不可能なこと。 その時々に、これが精一杯と思って選んで...
社会・政治

記憶にございません

1970年代、政界を揺るがし、元総理の田中角栄が逮捕された衝撃のロッキード事件の際、国会に証人喚問された関係者が、「記憶にございません」としらばっくれる発言を連発していたことを思い出しました。 というのも、都議会で追及される猪瀬都知事の返答を見てのことです。 選挙で選ばれるほどの人は、常人には考えられない驚異的な記憶力をお持ちのはずなのに、不思議ですねぇ。 そんなに次々記憶を失っては、判断材料が無いまま重要な判断を下すことになってしまうではありませんか。 都合よく記憶を失くすのも政治家の特質であるようです。 私は、元々作家でしかない人が行政のトップに立つのは無理があると思います。 猪瀬都知事は小説家というよりノンフィクションや評論を良くする人、というイメージがあります。 それでも何の責任も無い、言いたい放題の立場で生きてきたことに変りはないでしょう。 誰でしたか、小説家は小さな説を述べる人で、天下国家のような大きな問題を論じるのは不可能だ、と言っていたことを思い出します。 石原前都知事も小説家でしたね。 小説家が大説を唱え出すと、どこか美的感覚や浪漫的感覚にとらわれて、冷静な判断ができ...
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