2014-01-13

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文学

荷風散人とフランス抒情詩

おととい、昨日とわりと出歩いたので、今日は昼飯を食いに目の前のイタ飯屋に行ったのと、晩のつまみに活赤貝の刺身と魚屋特製の半生の〆鯖購入のために魚屋に行った以外は、家で大人しく過ごしました。 自室で本の整理などしていたら、懐かしい訳詩集が出てきて、思わず全部読んでしまいました。 「珊瑚集 仏蘭西近代抒情詩選」です。珊瑚集―仏蘭西近代抒情詩選 (岩波文庫)永井 荷風岩波書店 永井荷風がボードレールやヴェルレーヌらフランスの詩群の中から厳選し、流麗な文語体で本朝の言葉に移して新たな命を吹き込んだ大正時代の訳詩集で、当時「海潮音」と並んでフランスの詩風を本朝の詩を愛好する紳士淑女に紹介し、もてはやされたと伝えられます。海潮音―上田敏訳詩集 (新潮文庫)上田 敏新潮社 永井荷風というと、皮肉屋の散文作家のイメージが強いですが、散文作品にも詩の精神が確かに宿っており、詩作はよくしなかった代わりか、訳詩で心を慰めたものと推量します。 永井荷風です。 例えば「ロマンチックの夜」と題されたノワイユ伯爵夫人の詩の一節。 よろづの物われを惑わしわれを疲らす。 行く雲軽く打ち顫ひ、 慾情の乱れ、 ゆるやかなる...
映画

インベーション

朝っぱらからまたもやDVD鑑賞です。 観たのはゾンビ物の亜種とも言うべき「インベーション」です。 金持ちの倅が、親が所有する湖畔の別荘に友人を招待し、大学生の男女6人が集まって大はしゃぎ。  しかし、奇妙な犬を発見します。 犬は目を血走らせながら、全く動きません。 おかしいなと思っていると、音がした途端、今度は猛ダッシュで襲いかかってきます。 慌てて別荘に逃げ込む6人。 そこへ、別荘の持ち主である父親から電話があり、別荘が建っている場所からほど近い町にミサイルによるテロ攻撃が行われたらしい、というのです。 ラジオでは、別荘の一帯が封鎖されたとのこと。 ミサイルには生物化学兵器が積まれていたらしい、と言う怖しい情報がもたらされます。 やがて人間にも感染者が。 特徴は目を血走らせていることと、音を立てない限りただ突っ立っているだけなのに、音を聞くと凶暴に襲いかかってくること。 その様子はゾンビそのものです。 ただ、狂犬病の激しいやつみたいなウィルスなので、感染者といえども特別力が強いわけでも足が早いわけでもなく、頭がおかしくなっているので知略をめぐらせるわけでもなく、ただ凶暴なだけなので、...
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