2014-07-05

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文学

芸術の暴力

今日は昼寝をしたり珈琲豆の専門店に行ったりして、のんびり過ごしました。 こういう土曜日も、時には悪くありません。 徒然に、好きな象徴主義の巨匠、ギュスターブ・モローの絵画集など紐解きながら。 私が最も好む「化粧」です。 初めて美術館で目にした時、私は30分以上この絵の前にたたずみました。 そして女のスカートがたびたび私の前をひらつき、私は必死にそれをつかもうとしたのです。 周りの客はさぞかし奇妙なやつだと思ったでしょう。ギュスターヴ・モローの世界新人物往来社新人物往来社 しかし、私が美術であれ文学であれ、その世界に深くシンクロすると、そういうおかしな現象が時折起こります。 そしてそれが起きると、私は激しく疲労します。 文学作品では、石川淳の「紫苑物語」や三島由紀夫の「鏡子の家」、川端康成の「眠れる美女」、倉橋由美子の「シュンポシオン」などでそういう現象が起こりました。紫苑物語 (講談社文芸文庫)立石 伯講談社鏡子の家 (新潮文庫)三島 由紀夫新潮社眠れる美女 (新潮文庫)川端 康成新潮社シュンポシオン (新潮文庫)倉橋 由美子新潮社 読み終わって数日の間、現実にいるのか物語世界の中に入...
その他

関係性

昨日の記事に書いたとおり、15年来の付き合いの女友達2人とともに、昨夜は東京ステーションホテルのレストランで食事をし、その後ホテルのバーへと繰り出しました。 雰囲気は悪くないのですが、カクテルが若干甘めで、すぐにウィスキーのロックに切り替えました。  ここ2年で20キロばかり体重が落ちた私を見て、2人は全く別の反応を見せました。 1人は痩せすぎだ、と心配し、1人はまたもてちゃうんじゃないの、とからかいました。 そしてまた、着流しで蜘蛛の装飾を施した煙管をくゆらせる私を、ヤクザか極悪人に見える、と口をそろえていましたね。 一人は目黒に築40年の中古マンションを即金で購入し、女1人で生きていく覚悟を固めたようです。 近々そのマンションに招待してくれるそうです。 築40年とはいえ、大幅にリフォームしたので、狭いながらも快適だと言っていました。 もう一人は千駄ヶ谷の団地で同棲している男がいるけれど、なんだか面倒くさくて入籍する気になれない、と言っていました。 また、かつて一緒に働いていた後輩の男が最近自殺したことも聞かされ、衝撃を受けました。 確実に、時は流れているのですね。 一人は少々太った...
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