2014-07-11

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文学

台風一過

台風らしからぬ台風が行ってしまい、しかし台風一過らしい暑さがやってきました。 私が執務する部屋は西日があたり、エアコンをかけていても午後はむうっとする暑さです。 お手討ちの 夫婦(めをと)なりしを 更衣(ころもがへ) 与謝蕪村の句です。 更衣は夏の季語。 不義密通の罪で処刑されるはずのところ、罪一等を減じられて他国へ落ち延び、ようやっと二人で更衣の季節を迎えられた、といったほどの意でしょうか。 色っぽくも切ない内容で、夏の句らしからぬ情趣を感じます。 涼しさや 鐘をはなるる かねの声 こちらも与謝蕪村の句。 鐘がなるたびにその音は離れていく、ということで、爽やかな印象とともに、どこか寂しさも感じます。 郷愁の詩人と呼ばれた面目躍如といったところでしょうか。郷愁の詩人 与謝蕪村 (岩波文庫)萩原 朔太郎岩波書店 私は俳人のなかではこの人の句を最も愛好しています。蕪村俳句集 (岩波文庫)尾形 仂岩波書店 ただ、わが国の文人の例にもれず、この人も夏を詠んだ句は少ないようです。 夏と言う季節は、わが国の詩歌の美意識に合わないのかもしれませんね。 暑すぎて閉口しますから。 日傘の影 うすく恋して...
仕事

拍子抜け

今朝起きたら台風の気配すら感じられず、拍子抜けしました。 テレビのニュースを見ると、私が住まいする千葉市は黄色い台風の円の中心に位置していたのに、不思議。 通常どおり出勤できました。 電車がストップして休校になることを期待していた高校生諸氏はさぞかしがっかりしたでしょうねぇ。 今日を見越してあらかじめ休暇を取っていた職員も何人かいますが、これでは何のための休暇かわかりません。 思い起こしてみると、高校時代、臨時休校になったのは一度だけ。 左翼過激派が同時多発テロを起こし、浅草橋駅をほぼ全焼させた時です。 あの時は不謹慎にも、過激派、Good Job!、と思いましたねぇ。 就職してからでは、東日本大震災の翌日、無理して出勤する必要はない旨のお達しが出ましたが、車通勤のため、何の影響もありませんでした。 ただし、電車は完全に止まってしまったため、7割くらいの職員は来られず、その日は仕事になりませんでした。 平穏な日常というものが、いかにもろいかを痛感させられました。 今回の台風でも、土砂崩れなどで、今現在3名の方が亡くなられています。 中には12歳の少年も。 痛ましいかぎりです。 石川五右...
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