2014-08

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映画

多重世界

昨夜は上品な感じが漂いつつ、けっこうやっちゃってくれるSFを鑑賞しました。 「ザ・ドア」です。 ご近所の女性と浮気している最中に幼い娘が庭のプールで溺死してしまうという誠に不運な出来事に見舞われてしまった画家。 奥様は愛想をつかして出て行ってしまい、5年もの間、失意の日々を過ごしています。 ある時、小さなトンネルの奥を探検していると、古びたドアが。 そのドアの向こうには、五年前の世界が広がっていたのです。 当然娘は生きており、奥様ともよろしくやっています。 しかし、不都合なことが一つ。 5年前の自分もまた、存在しているのです。ザ・ドア ~交差する世界~ マッツ・ミケルセン,ジェシカ・シュワルツ,ヴァレリア・アイゼンヴァルト,トーマス・ティーメアメイジングD.C. 画家は自宅に当然のように入り、5年前の自分と鉢合わせ。 5年前の自分は強盗と思い込み、取っ組み合いに。 そこは画家。 鉛筆を5年前の自分の喉に突き刺し、殺害してしまいます。 タイム・トラベルを扱う作品では、タイム・パラドックスということが問題になります。 自分が生まれる前にタイム・トラベルして両親を殺害したらどうなるか、という...
精神障害

同病相哀れむ

たいへん痛ましい事態が出来してしまいました。 職場の先輩が、メンタルをやられ、病気休暇に突入したのです。 4月に配置換えがあり、それがストレスとなったようです。 ただ、この先輩、新人の頃から半年程度出勤しては1年くらい休むということを繰り返しており、その都度診断書をだして病気休暇を取り、良くなると三か月程度軽減勤務でリハビリを行い、本格復帰しても一年続けることなく、再発してしまうのです。 同病相哀れむと申します。 職場のみなさんは、密かに先輩を辞めさせたがっているようで、実際に自主的な退職を勧めた管理職もいたやに聞き及びますが、今の制度では本人が辞めると言い出さないかぎり、3年間までは病気休暇を取得できます。 私は、制度を悪用していると悪口を叩かれようと、先輩が必死の努力を続けていることを知っています。 そしてそれは、地獄の苦しみでしょう。 あれだけ再発を繰り返せば、いい加減嫌になるはずです。 医師の診断書が出ている以上、詐病を疑うことは出来ませんし、なるべくきちんと治し、比較的楽な部署に置くしかありません。 しかし、もう20年も繰り返していますから、先輩にとって楽な部署などないのでは...
社会・政治

近所づきあい

先週、11か月ぶりに日韓外相会談が開催されたそうですね。 最近では最もハイ・レベルの協議。 当然、安部政権初の日韓首脳会談実現が期待されます。 しかし、ことはそう簡単にいかないようで、韓国外相は相も変わらず70年も前の植民地支配への謝罪を要求した模様です。 しかし、いくら謝っても韓国で政権が代わるたびに振り出しに戻り、また謝れの大合唱では、さすがにわが国もやり切れません。 結局、わが国としてはかの国を無視するほかなくなってしまいます。 しかし、韓国は永遠の隣国。 顔つきも文化も近い国です。 そのような国と上手に付き合えないとは、国家的損失ですね。 おまけに韓国とは米国を介した準同盟国。 朝鮮半島有事の際は、わが軍や米軍も支援にまわるはずです。 それなのに、韓国の世論は、わが国が武力で竹島を簒奪しようとすることは明白だから、北朝鮮と組んで日本と戦おう、なんて狂気の沙汰としか思えない妄想を信じているご様子。 それに比べて、同じようにわが国の支配を受けた台湾の老人は、気恥ずかしくなるくらい、日本贔屓が多いですね。 不思議。 太平洋の島々も総じてわが国に好意的で、トンガの王様は何十回も来日し、...
文学

精神の運動

砂漠の国々では、連日、激しい戦闘行為が繰り広げられていますね。 ユダヤ教もイスラム教も相手の信仰を認めることがどうしても出来ないようです。 困ったものです。 私には何の力も無いため、それら残虐な戦闘行為を、ただ呆然と眺めていることしかできません。 歯がゆいかぎりです。 もっとも私は、おのれ一人の魂さえ救えない愚か者なのですから、国際紛争というがごとき複雑な問題は、理解することすら困難です。 イスラム原理主義者のテロも卑劣ですが、圧倒的火力で攻撃を続けるイスラエルもひどいものです。 要するに、どっちもどっち。 石川淳に、幕末に暗躍する隠れキリシタンの死闘を描いたスリリングな小説、「至福千年」というのがありました。至福千年 (岩波文庫 緑 94-2)石川 淳岩波書店 山田風太郎を思わせる伝奇ロマン的な作品でしたが、そこで頻繁に登場する言葉が、石川淳お得意の精神の運動という言葉。 隠れキリシタンンの運動は、そのまま精神の運動でもあったわけです。 おそらくイスラム原理主義者も、ご当人のなかでは精神の運動のつもりなのでしょうが、結果として残されるのは、無辜の市民の死体の山。 石川淳という作家は、...
映画

もらとりあむタマ子

台風が近づく蒸し暑い休日、前田敦子主演のゆるーい喜劇、「もらとりあむタマ子」をDVDで鑑賞しました。もらとりあむタマ子 前田敦子,康すおん,伊東清矢,鈴木慶一,中村久美キングレコード タマ子は大学を卒業すると、甲府でスポーツ用品店を営む実家に帰ってきます。 両親は離婚し、姉は嫁いでいるため、父親と2人の暮らしです。 タマ子は就職活動をするでもなく、ただ飯を食ってはマンガを読んだりして、ひたすらダラダラと過ごしています。 その間、父親の再婚話が持ち上がったり、客の中学生の男の子をアゴで使ったり、何も無いわけではありません。 永遠の夏休みのような日常ですが、前田敦子が醒めて斜に構えたタマ子の感じをよく出しています。 この人、アイドル出身ですが、「クロユリ団地」にしても今作にしても、どこか奇妙な役がお似合いのようです。クロユリ団地 スタンダード・エディション 前田敦子,成宮寛貴,勝村政信,田中泰生,高橋昌也Happinet(SB)(D) 恋愛映画向きではないようです。 父親が料理好きで、やたらと食事のシーンが出てきますが、変に旨そうです。 これは日本映画の美点の一つでしょうねぇ。 前半、食事...
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