2014-11

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精神障害

トップ面談

午前中、職場のトップと面談しました。 職員の希望や不満を直接トップが聞こうという趣旨で、常勤の職員全員と15分づつ面談するものです。 やや心外だったのは、もう最後(今のところ)の病気休暇から5年ちかくもきちんと出勤しているにも関わらず、私の体調を心配していたこと。 私は、「医者が言うには、がん患者の場合5年生存率という言葉があるように、精神障害の場合も5年再発しなければほぼ完治したと言える、と言われており、自覚的には症状は無い」と述べました。 それを聞いたトップは大層喜び、私の次に面談した直接の上司に、「とびおさんが元気になって良かった」と言ったそうです。 裏を返せば、精神障害で長期の病気休暇を取った場合、5年経ってもそれが問題視されるということ。 私の職場には、20年ちかく、数か月出勤しては1年くらい休むことを続けている者がおり、それと同類と思われているのかもしれません。 しかし1年続けて出勤したことが無い人と5年続けて出勤している私とでは、明らかに違うと思うのですがねぇ。 もちろん、同病相哀れむで、その人の心中を思うと同情に耐えないことは事実ですが、職場は仕事をして給料をもらうとこ...
思想・学問

他者実現

今朝、新聞のコラムで他者実現という言葉を知りました。 自己実現という言葉は、現代日本社会では人生の最終的な目標のように考えられ、これは留保なく良いこととされているようです。至高体験―自己実現のための心理学 (河出文庫)Colin Wilson,由良 君美,四方田 犬彦河出書房新社 しかしコラムでは、自己実現は戦後民主主義が作り出した偽の偶像ともいうべきで、おのれの欲望を満たそうとする営為に他ならない、と切り捨てられていました。 欲望である以上際限が無いのは当たり前で、ある段階を実現できればさらに次の段階と、まるで過食症の患者が大飯を喰らっては嘔吐し、さらに大飯を食い続けるという、永遠に終わらない欲望の連鎖だと言うのです。 これに対し、他者実現というのは、分かりやすく言えば他人の自己実現を第一に考えることで、愛の行為とされているとか。 早くも昭和18年には、波多野精一という哲学者の「時と永遠」に提唱されているそうです。時と永遠 他八篇 (岩波文庫)波多野 精一岩波書店 これは個人主義から派生した自己実現とは対極にあるもので、東洋哲学を倫理のバック・ボーンに持つ私たち日本人には、素直に腹に...
その他

大記録

横綱、白鵬が29歳にして大鵬の優勝回数32回に並びましたね。 これは驚くべきことです。 私が直接観戦した大横綱としては、時代順に、北の湖の24回、千代の富士の31回、朝青龍の25回などが記憶にあります。 どの横綱も、無敵に感じられたものです。 それでも、32回も優勝する力士はもう出ないだろうと思っていました。 昨日の鶴竜戦にしても、横綱同士の取組とは思えないほど、白鵬関の速攻相撲が冴え渡っていました。 これだけ優勝を重ねた大横綱ですが、さすがに過去最多に並ぶ今回は格別の感慨があったようで、「この国の魂と相撲の神様が認めてくれた」と、涙ぐんでいましたね。 見ているほうは白けました。 朝青龍や北の湖のように、どこまでもふてぶてしくいて欲しいと思いました。 涙は部屋に帰って親方や家族の前だけで見せればよろしいでしょう。 文学や美術など、モノが残る場合はともかく、スポーツや芝居など、パフォーマンスを見せるものは、例え映像が残っていたとしても、その素晴らしさは直接見なければ堪能できません。 そのためには、すぐれた役者やアスリートと同時代を生きなければなりません。 そういう意味で、私は白鵬という大...
文学

ねじ

午前中、スバル・インプレッサ2.0Sの六ヶ月点検に行ってきました。 悪いところはありませんでしたが、なんとタイヤにねじが刺さっていたとのこと。 メカニックが言うには、ねじの状態が新しく、空気も抜けていないことから、ここ数日の間に刺さったと思われる、とのこと。 私が思わず、「いったいどこで?」と絶句すると、メカニックは何事も無かったかのように、「路上には色々なものが落ちていますから」と、涼しい顔です。 そこで私は不思議な感覚に捕らわれました。 高校生の頃読んだ漫画、つげ義春の「ねじ式」の世界に飛んだのです。ねじ式 (小学館文庫)つげ 義春小学館 ちょっとしたことをきっかけに、連想ゲームのように奇妙な世界に飛んでしまうのは私の悪い癖で、しかしほんの数秒で元に戻るからこれまで事なきを得ています。 いつか長時間飛んでしまうのではないかと心配です。 つげ義春の漫画の常で、「ねじ式」も極私的で、不条理で、どこか切ない、漫画というより詩編に近いものです。 久しぶりにつげ義春の作品群に接してみたくなりました。にほんブログ村 本・書籍 ブログランキングへ
散歩・旅行

紅葉

昨日は千葉市郊外の泉自然公園に紅葉を観に行きました。 千葉市は紅葉壊滅都市だと思い込んでいましたが、あにはからんや。 自然公園の名前のとおり、かなりワイルドな紅葉が楽しめました。 登山靴を履いていって正解でした。 神宮外苑の銀杏祭りや六義園など、都内の紅葉スポットばかり行っていた去年までの私が呪わしく感じられます。   まずは真っ赤に色づいた紅葉がお出迎え。 テンション上がりまくりの愚かな中年の私。  印象的だったのは、いくつか池があり、紅葉が池の面に映って、逆さ富士ならぬ逆さもみじになっていること。 これだけ見事な紅葉が楽しめて、駐車料金は一日400円で、都心から1時間ちょっとで来られるのに、人出は少なかったですねぇ。 今日、紅葉まつりだそうなので、今日は多くの人が訪れるんでしょうか。 紅葉の時季に駐車場が満車にならないのでは、冬の平日なんて、怖いくらい人がいないんでしょうねぇ。 でも私にはそのほうが良いのです。 いくらイメージが良くても、横浜のように東京以上の人混みに苦しめられるよりは、なんとなく田舎臭くて滑稽な感じが漂いながら、適度な人混みの衛星都市でい続けるほうが、暮らしやすい...
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