2015-02-03

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思想・学問

福は内、鬼も内

今日は節分。 「鬼は外、福は内」と叫びながら豆をまき、年の数だけ豆を食い、これからの健康を願い、併せて幸多い年であることを祈る行事です。 私は子供のころ、親と一緒に庭に向かって「鬼はー、そとー」と叫び、家内に向かっては「福はーうちー」と言いながら豆をまきました。 今となっては楽しい思い出です。 しかし、元来がひねくれ者の私。 高校生になると、この地球に共存する存在としての鬼は、必ずしも追い払うべき存在ではないし、寒空に追い出すのはかわいそうだと思い、「福はー、うちー、鬼もー、うちー」という掛け声のもと、家の中だけに豆をまくことにしました。 成田山新勝寺でも、「福は内」は唱えても「鬼は外」は唱えないと聞きます。 新勝寺のご本尊のありがたい慈悲により、鬼はたちどころに回心してしまうため、「鬼は外」は必要ないとのことでした。 私の流儀はそれとは異なります。 鬼であれ妖怪であれ、異形の存在といえど、地球上の生き物ですから、人間とうまくやっていくことができるに違いない、という予感を持つに至ったからです。 古来、鬼や妖怪は、大和朝廷にまつろわぬ人々の蔑称とする説が根強くあります。 それならば、虐げ...
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