2015-03-19

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思想・学問

焦土作戦もしくはネロ指令

わが国ではあまり知られていませんが、今日は恐るべき命令が発出された日です。 1945年の今日、第三帝国総統の名で発出されたその命令は、ネロ指令とも、焦土作戦とも呼ばれます。 すなわち、東部からはソ連軍が、西部からは米英を中心とした部隊がついにドイツ本国に侵入し、敵に国内の基地や道路、工場などのインフラを利用されることを怖れ、敵の手に落ちる前にそれらインフラを破壊しろ、という命令です。 これをわが国に置き換えてみれば、その異様さが分るでしょう。 例えば本土決戦に突入し、米英ソ等の軍隊が破竹の進撃を行ったとして、わが国自らが、戦後のことなど考えず、わが国の建物や通信施設、軍事基地などを次々に破壊するということです。 ヒトラーは第三帝国が敗れればドイツはソ連に支配されると考えていたようで、しかも敗れるということは、アーリア人は、自らが差別していた東方の民族に劣ることが証明されるという意味であり、アーリア人の国家が存在する意味はなく、したがって戦後復興のことなど考える必要がないとまで考えていたようです。 なんという極端な考え方でしょうね。 勝負は時の運。 敗れたなら捲土重来を期して再び国力を蓄...
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