2015-03

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文学

邪悪

魑魅魍魎の跋扈せし現世に生を受け四十有余年、我もまた同類なりと自覚す。 我が隠したる悪、魑魅魍魎に倍すればなり。 魑魅魍魎の類、ただおのが欲を満たさむと策をめぐらすのみにて、そは真の悪に非ず。 我、堕天使ルシファーをも戦慄せしむべき邪悪を隠しいたり。 ルシファー、ただ神との戦に敗れしのみにて、神敗れたれば、堕天使正義たるべし。 而して我、天使、堕天使もろともに滅ぼし、現世の在り様を暗転せしめむと欲す。 暗転したる後、起こるべき事態知るべからず。 ヒトラー、ナポレオン、ポル・ポト、稀代の悪人なりと雖も、我が邪悪に勝らむや。 我が邪悪の元は我が誕生したるを所以とす。 今に至るも生を全うし得るは、悪の悪、闇の闇が我を守護せしめたればなり。 知らず、悪の何たるか。 ただ、人、我を邪悪と呼ぶこと多ければ、我、邪悪の存在なりと自覚したり。 しかれども我、この世の法を破りたることなし。 日々職務に精励せり。 なにゆえ我、邪悪なりしか。 そは、我が魂の運動、邪悪を志向したればなり。 そも、邪悪とは何ぞ。 魂、この世の暗転を望むの強きをもって、邪悪と呼ぶべきか。 あるいは社会を呪詛したるをもって邪悪と呼...
その他

小市民

毎度のことながら、月曜日というのはなんとなく憂鬱で、体も重いようです。 ブルー・マンデーとはよく言ったものです。 私はこのぶとブログで、さんざん仕事をしたくない、と愚痴をこぼしてきました。 溜息は 命を削る 鉋かな、という川柳がありました。 溜息に限らず、愚痴もまた、命を削るような気がします。 どちらも気分をマイナスの方向へ持っていく力があるように感じます。 時折、「仕事は楽しくやりましょう」という人を見かけます。 それは裏を返せば仕事は本来楽しくないと言っているようなもので、馬鹿げた発言に聞こえます。 こうやって愚痴をこぼしながら平日をやり過ごし、土日をつなぎ合わせて生きていくのがサラリーマンの本質だとしたら、それはまさしく現代の水呑み百姓と言うべき、社会の底辺でうごめく貧民の群れと言うことができるでしょう。 しかしその苦しい日々の中にも、小さな喜びがあるわけです。 休日のお出かけ。 美術鑑賞や読書、DVD鑑賞など。 そして何といっても晩酌でしょうねぇ。 私もすっかり小市民です。 文芸の世界で活躍することは、今となっては夢のまた夢。 もう諦める他ありません。 小市民的幸せこそ人間本来...
仕事

出戻り

昨日はなんだか体がだるくて、一日ごろごろしていました。 今日は少し良いようで、洗濯をしたり掃除をしたり、家事にいそしんでいます。 年度末で忙しいとかで、同居人は土日とも休日出勤。 1人の休みも気分が良いものです。 そういえば、一昨日、異動の内示を受けました。 総務担当部署から、研究協力担当部署へ。 驚くべきは、わずか一年前、研究協力から総務へ異動したばかりなのに、出戻ることです。 通常ありえない人事ですが、心当たりがあります。 他人を支配し、コントロールすることに長けた総務の責任者に、何度かご意見申し上げ、すっかり嫌われたことでしょうか。 正直、この責任者の下では働きたくないという思いを日に日に募らせていたので、私にとっても、責任者にとっても良いことでしょう。 出戻りなので、職務内容は熟知していますし。 まぁ、肩肘張らず、のんびりやりましょう。にほんブログ村 人気ブログランキングへ
その他

獣性

今日は御茶ノ水の某ホテルで会議。 ああでもない、こうでもないとくだらない議論を繰り広げるのですねぇ。 私が属する組織など、あってもなくても世の中に大した影響など無いというのに。 一方、チュニジアでは博物館でテロ事件が発生しました。 また、今日は地下鉄サリン事件からちょうど20年でもあります。 いかに技術が進歩しても、人間は憎み合い、殺し合いを続けています。 愚かと言うのは簡単ですが、私もまた、その愚かな人間の1人です。 おそらくやむを得ざる理由があったり、憎しみが極限にまで達したりすれば、残虐行為も辞さないのでしょうねぇ。 テロリストよりも、自分の中に眠る獣性が怖ろしいですねぇ。 現在の日常が平和であることに感謝しつつ、この平和が長く続くことを願ってやみません。にほんブログ村 人気ブログランキングへ
思想・学問

焦土作戦もしくはネロ指令

わが国ではあまり知られていませんが、今日は恐るべき命令が発出された日です。 1945年の今日、第三帝国総統の名で発出されたその命令は、ネロ指令とも、焦土作戦とも呼ばれます。 すなわち、東部からはソ連軍が、西部からは米英を中心とした部隊がついにドイツ本国に侵入し、敵に国内の基地や道路、工場などのインフラを利用されることを怖れ、敵の手に落ちる前にそれらインフラを破壊しろ、という命令です。 これをわが国に置き換えてみれば、その異様さが分るでしょう。 例えば本土決戦に突入し、米英ソ等の軍隊が破竹の進撃を行ったとして、わが国自らが、戦後のことなど考えず、わが国の建物や通信施設、軍事基地などを次々に破壊するということです。 ヒトラーは第三帝国が敗れればドイツはソ連に支配されると考えていたようで、しかも敗れるということは、アーリア人は、自らが差別していた東方の民族に劣ることが証明されるという意味であり、アーリア人の国家が存在する意味はなく、したがって戦後復興のことなど考える必要がないとまで考えていたようです。 なんという極端な考え方でしょうね。 勝負は時の運。 敗れたなら捲土重来を期して再び国力を蓄...
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