2015-07-17

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社会・政治

精神的苦痛除去のための安楽死

先般、ベルギーの24歳の女性が、生きていることに向いていない、という理由で安楽死を望み、精神科医3名がこれを認め、近々安楽死が行われる見通しとなりました。 この女性は、幼い頃から生きていることが苦痛で仕方無かったそうです。 ベルギー、オランダなど、世界で数か国、安楽死を法的に認めている国があります。 通常、耐えがたい苦痛があり、治療の方法がなく、死期が迫っていることなどが安楽死の要件とされてきました。 まさか肉体的には健康なのに、精神的苦痛のみを理由として安楽死が認められるとは思ってもみませんでした。 そうすると、重度のうつ病患者のほとんどが安楽死を認められることになりはしないでしょうか? わが国では、医師による積極的安楽死は殺人罪に問われます。 本人、家族などの合意により、治る見込みの無い病気の場合、抗がん剤治療などの苦痛を伴う治療を中止する等の消極的安楽死が認められることはあるようですが。 いずれにせよ、精神的苦痛のみを理由とする安楽死が認められるとすると、いくら複数の精神科医の同意が必要とはいえ、安楽死の概念を根底から覆すことになるのではないかと危惧します。 安楽死を扱った作品と...
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