2015-07

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社会・政治

談話

来月、戦後70年にあたり、首相談話を出すそうですね。 安倍総理は過去の談話を全体として引き継ぐ、と言っているのに、なんで新たに談話を出す必要があるんでしょうか。 どんな内容であれ、近隣国に文句を言われるに違いないのに。 寝た子を起こすような真似はおよしなさい、と言いたいところです。 そもそも談話にはなんら拘束力もなく、また出さなければいけないものではありません。 一言一句苦労してそんなものを練り上げたところで、さしたる意味は内ように思います。 無駄なことはしないのが一番です。
文学

夏籠や

いよいよ猛暑がやってきました。 職場も自宅もエアコンが効いているうえ、通勤も車なので、正直、ほとんど暑さを感じない夏が、20年ばかり続いています。 そういう意味では、現代の内勤者には、夏らしい夏は無いのかもしれませんね。 そういえば、夏の光に照らされて、毎日弁当を入れているバッグ、大分汚れていることに気づきました。 なんだか侘しい安サラリーマンを地で行っているようで、侘しくなりました。 夏籠や 月ひそやかに 山の上 村上鬼城の句です。 夏籠とは、夏のバッグ。 今風に言うならトートバッグということになりましょうか。 涼しげな夏籠と、妖しい光を放つ月の光との対比が面白いですねぇ。 でもあんまり強烈な暑さは感じられないというか、どちらかと言えば涼しげでさえあります。 わが国は夏が過酷で、建物にしても夏を快適に過ごせるように作られていますが、一方夏は儚くもあります。 冬のようなしつこさは無く、むしろすぐに秋になってしまうイメージです。 それが夏に激しくも物悲しげな彩りを添えるのかもしれません。
その他

卵巣嚢腫

同居人が卵巣嚢腫という病気で、7月28日に入院し、翌29日に手術を受けることになりました。 良性の腫瘍ということで、それほど難しい手術ではない、というのが医師の診断。 しかしこの3連休、なんだか喉に棘が刺さったように、私の心を落ち込ませます。 万が一医療事故が起きたらと、心配でなりません。 ここに到って、私は深く同居人に依存していたことに気付きました。 出会って23年、結婚してから17年が経ちますから、愛というような単純なものではないのですが、私を精神的に支えるあまりにも重要な柱になっていたようです。 今はただ、あんな心配をして馬鹿だったと笑えるように、手術の成功を祈るばかりです。
社会・政治

常識

あまりコメントしたくない話題だと思って避けてきましたが、所謂安保法制が強行採決されて数日、私の感想を述べてみたいと思います。 まず、この法律をもって集団的自衛権が認められた、という報道に、強い違和感を覚えます。 戦争に敗れたその日から、わが国は少なくとも米国とだけは、集団的自衛権を行使しなければ国際社会で生きていけない立場に置かれたものと思います。 わが国が長い苦難の占領から脱出した際にも、わが国の領土に米軍基地という外国の軍隊が置かれることが独立の条件でした。 つまり、米国との集団的自衛か、あるいは米国独自の日本防衛です。 しかし、米国人が日本を守るためだけに血を流すでしょうか? 米国人の命は日本人のそれよりも軽いのでしょうか? 日本防衛のために米国人が死ねばよく、日本人が死ぬことだけはあってはならないのでしょうか? 外国の軍隊がわが国領土に存在するということは、日本人として屈辱的なことで、できればわが国の防衛はわが国の軍隊だけで遂行することが理想であろうと思います。 当然です。 わが国は戦後70年を経てなお、軍事的には米国の属国なのですから。 そういう意味で、私は集団的自衛権を行使...
文学

イン・ザ・プール

名医なんだか藪なんだかよく分からない精神科医のもとを訪れる人々を描いた連作短編集「イン・ザ・プール」を読みました。イン・ザ・プール (文春文庫)奥田 英朗文藝春秋 伊良部総合病院の跡取り息子、伊良部医師は精神科医。 しかしそこを訪れる患者はほとんどいません。 伊良部医師はデブで色白で不潔感漂う中年男。 そこに、平凡な不定愁訴から、世にも珍しい起ちっぱなしに苦しむ陰茎強直症のサラリーマン、世の中の男がみなストーカーに思ってしまうモデル、携帯依存症の高校生などなどの患者が登場し、可笑しいやら切ないやら、楽しいユーモア小説集に仕上がっています。 伊良部医師の活躍を描いた続編に「空中ブランコ」という作品集があるようなので、そちらも読んでみようかと思います。空中ブランコ (文春文庫)奥田 英朗文藝春秋 いやぁ、笑いました。 喜劇は精神に良いようです。
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