2016-03-05

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文学

花に酔う 事を許さぬ

なんだかずいぶん春めいてえきましたねぇ。 あと3週間もすれば、桜の季節です。  そして、今日は亡父の4回目の忌日。 あれから4年も経つんですねぇ。 私も年を取るわけです。 花に酔ふ 事を許さぬ 物思ひ 夏目漱石の句です。漱石俳句集 (岩波文庫)坪内 稔典岩波書店 夏目漱石は小説家として大成しましたが、俳句もよくしました。 その特徴は、どこか厭世的で愁いに満ちていること。 上の句も、春の物思いを詠んで、メランコリックな心地よさすら感じさせます。 以前、今年の春は珍しく春愁の気にあてられていない、と、このブログに書きました。 しかしいよいよ春めいてくると、やっぱり愁いが濃くなります。 年度末も近づいてきました。 木端役人をやっているかぎり、桜を見て憂鬱になるのは仕方ないのかもしれません。 午前中、実家の寺に墓参りに行きました。 座敷には7段飾りのお雛様が、庭には梅が、見事でした。
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