2016-05

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仕事

金がない

昨日、今日と職場の上層部はざわついています。 というのも、申請している億単位の補助金の内定が、明日届くからです。 職場のトップは、これが通らなければ辞職する、とまで言っています。 何度も書きましたが、国立大学などの国立の教育研究機関は、毎年予算が減額され、研究者も事務職員も、口を開けば補助金や助成金など、金をとってくる算段の話ばかりです。 こんなことでは、研究者は研究や教育にさく時間が削られ、事務は毎日電卓やエクセルとにらめっこで神経をすり減らし、わが国の学術行政は先細り。 国家百年の大計であるところの、教育研究は、まるで沈みかかった船のようです。
文学

ナオミとカナコ

昨夜、奥田英朗の長編「ナオミとカナコ」を読了しました。 知りませんでしたが、ドラマ化もされているようです。 この作者の作品はかなり読んでいます。 大きく分けて、ユーモア小説と、犯罪に材をとったものに分けられるかと思います。 しかし犯罪の小説もいわゆる謎解きを主眼とする推理小説ではなく、一種の心理劇の様相を呈し、そこはユーモア小説と一脈通じるところです。 で、「ナオミとカナコ」は犯罪を題材にしたもの。 大手百貨店に勤めるナオミは東京で独り暮らし。 学芸員になりたかったナオミは、百貨店が運営する美術館での勤務を望みますが、29歳になる今もかなえられません。 ナオミの学生時代からの親友、カナコは大手都市銀行勤務のエリートサラリーマンと結婚し、専業主婦におさまりますが、夫はDV野郎で、カナコはいつもどこかに傷や痣を負っています。 久しぶりに会ったナオミとカナコ。 ナオミがカナコの顔の痣に気づき、問い詰めると、カナコは夫の暴力癖を告白します。 それに衝撃を受け、憤慨するナオミ。 離婚を勧めますが、カナコはそんなことを言い出したら暴力どころか殺されてしまう、とおびえるばかり。 百貨店の大得意で認知...
その他

胃カメラ

午前中、かかりつけの内科で胃の検査を受けました。 胃なんか痛くもかゆくもありませんが、かかりつけ医が、40代後半になろうというのに胃の検査をしたことが無いというのは甚だ剣呑だというので、しぶしぶ受けることになった次第です。 かかりつけ医は、鼻に麻酔をかけて鼻から胃カメラを入れるから、全然楽だよ、なんて言っていましたが、あにはからんや。 鼻からのどにかけて強烈な違和感を感じ、涙はぽろぽろあふれてくるは、おえっとえづいて大きなゲップが出るは、涎はだらだら垂れるは、生きた心地がしませんでした。 楽にしてください、なんて胃カメラ用に雇われているらしい若い医師は涼しい顔ですが、楽にやってくれなきゃ楽になるはずないやんけ、と心の中で毒づきました。 検査は7、8分で終わりましたが、永遠にも感じられました。 結果は異常なし。 検査結果をもとに15年来の付き合いになる50代のかかりつけ医の診察を受けました。 検査結果が異常なしだったせいか、最近電子カルテを導入したんだ、すごいでしょう、なんて言いながら、パソコンの画面のカルテを見せて嬉しそうに鼻をふくらませていました。 一瞬、殺意を覚えました。
散歩・旅行

麻布から広尾さらには表参道

昨日はまたもや都内散歩に出かけました。 まずは都営大江戸線の麻布十番駅で下車。 麻布十番商店街をぶらぶら。 私が学生の頃は麻布にありながら庶民的な感じのする商店街でしたが、カフェやカジュアル・フレンチが立ち並ぶしゃれた感じに変貌していました。 私が学生だったのはもう25年も前のことですから、変化するのも無理はありません。 時の流れを感じます。 そんな麻布十番のレストランで薄切りのステーキを食しました。 その後暗闇坂から麻布ヒルズを横に見ながら有栖川宮記念公園へと向かいました。 麻布ヒルズ、立派なマンションでした。 きっと高いんでしょうね。 持参のI Pad mini で調べたら、賃貸の場合、一番狭い1LDKの部屋で月56万円の家賃だそうです。 いったいどういう商売の人が住むんでしょう? 木っ端役人の私には縁の無い世界です。 ため息しか出ません。 有栖川宮記念公園は緑の多い自然公園の赴き。 都立中央図書館が立地していることでも知られています。 池の傍のベンチでしばし休憩。  広尾駅に向かうと、金持ちそうな白人だらけになります。 スーパーを冷やかしたら、品揃えがまるで日本とは思えません。 ...
社会・政治

広島訪問

オバマ大統領が広島を訪問とか。 長い間米国では、原爆投下は本土決戦を避ける動機になり、結果として多くの米国人・日本人の命を救った、として正当化されてきました。 そういう面が無いとは言いませんが、無差別大量殺戮であることは間違いなく、無理目な理屈だと思います。 今回、オバマ大統領は戦争被害者すべての慰霊のために広島という象徴的な町を訪れるのであって、原爆投下を謝罪するものではない、とのことです。 そりゃそうでしょうねぇ。 謝罪などしたら、米国世論が黙っていないでしょう。 しかし、71年間誰一人として広島もしくは長崎を訪れた米国大統領はいないわけですから、訪問するだけでも大きな一歩と言えるでしょう。 思えば8年前、かの大統領は核なき世界を目指すと演説してノーベル平和賞を受賞しました。 その流れにそうものなのでしょう。 じつは私は被爆2世。 母が幼い頃長崎で被爆しています。 母は75歳になる今も健在ですから、被爆による健康被害はほとんどなかったのでしょうね。 幸いなことです。 変なことを言うようですが、原爆で亡くなった方は碑に名前を刻され、手厚い供養を受けてきており、戦争被害者のなかのエリー...
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