2016-12

スポンサーリンク
思想・学問

畏怖

キルケゴールは「死に至る病」で、絶望を罪と断じ、絶望こそが死に至る病だとしました。 そして絶望を脱するには、真のキリスト者でなければならない、とも。死に至る病 (岩波文庫)斎藤 信治岩波書店 イスラム教では最後の審判は必ず訪れる、と警告し、アッラーへの信仰によって天国へと至ることを求めました。 浄土教では阿弥陀仏にすがることを薦め、禅宗ではひたすら座って瞑想することを求めています。 神道では清き明き心を良しとしました。 何が本当だか分かりません。 宗教的真実が一つなのだとしたら、一つ以外は嘘つきということになりましょう。 あるいは、仏教における門のように、どの宗教に入信しても頂きは一緒ということも考えられなくはありませんが、ちょっと無理筋のような気がします。 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教はほぼ同じような教義を持っていますが、一方で少しの違いに目くじらを立てて、殺し合いを続けてきました。 それどころか、キリスト教においてはカソリックとプロテスタントで争いをしていた過去があります。 まこと、信仰とは厄介なものです。 わが国では、檀家で氏子でクリスチャン、などと揶揄されるように、ほぼ無宗...
その他

待ち遠しい

今日は休暇を取りました。 別に用事があったわけではないのですが、まだ有給休暇が残っており、このまま使わないと年末で消失してしまうからです。 休暇を余らすなんて、給料の一部を返納するようなものです。 これで、あと21.5日残っています。 20日は繰り越せるので、12月中にあと1.5日使わなければなりません。  そうすれば、年始、繰り越した20日と新たに付与される20日、合わせて40日でスタートできます。 私は精神障害から復帰して7年、毎年、ぴったり20日を消化しています。 休暇の取得率を上げるように号令がかかってから、休みやすくなりました。 今日は小説を読んだり昼寝をしたり、のんびりと過ごしました。 毎日こんな風に過ごせれば最高なんですが、そんなことをしたらあっという間に食いっぱぐれてしまいます。 過酷な仕事に耐える他生きていく道が無いとは、庶民というのは切ないものです。 考えてみると平日は一日の大半を職場で過ごすのですよねぇ。 我ながらよく耐えているものです。 定年まではまだ13年もあります。 あぁ、待ち遠しいですねぇ。にほんブログ村 人気ブログランキングへ
思想・学問

常不軽(じょうふきょう)

法華経の中に、常不軽菩薩品(じょうふきょうぼさつほん)という章があります。 法華経は大部の経典で、さまざまな、品つまり章立てがなされています。法華経〈上〉 (岩波文庫)坂本 幸男,岩本 裕岩波書店法華経〈中〉 (岩波文庫)坂本 幸男,岩本 裕岩波書店法華経〈下〉 (岩波文庫 青 304-3)坂本 幸男,岩本 裕岩波書店 火宅、つまり火事になっているのに気付かず、燃え盛る家で遊んでいる子供をとおして、人類の在り様を描いた譬喩品や、観音様の力の偉大さを描いた観世音菩薩普門品などは、なんとなく知っているという人が多いのではないかと思います。 で、常不軽菩薩品。 これは不思議な話です。 常不軽菩薩は、特段仏典を勉強するわけでもなく、ただひたすら、誰に対しても、「私はあなたを決して軽んじない、あなたは、菩薩としての修行を行ないなさい。あたながたは、正しく完全に覚った尊敬されるべき如来になるでありましょう」  と言い続け、時には逆にバカにされたと感じて怒り出す人もいるなか、ひたすらそれを言い続けるのです。 私は仏教を完全に独学で学びましたので、この品の正しい理解をしているとは思っていません。 しか...
その他

贅沢な時間

今日は朝一でエアコンの取り付け。 書斎というのか、6畳ほどのフローリングの自室のエアコンが壊れ、修理に8万円かかると言われ、それならばと、6万8千円で新品に買い換えました。 8時50分に業者が到着し、終わったのは10時20分。 これまで震えながら自室でパソコンをいじったり読書をしたりしていましたが、これで快適です。 6万8千円の出費は痛いですが、前のエアコンは10年使ったので良しとしましょう。 午前中は冬の陽がたっぷりと降り注ぐ南西に面したリビングで読書などして過ごしました。 お昼は近所の中華屋でタンメンを食し、お日様に暖められたリビングのソファで昼寝。 暖房要らずです。 しばし、贅沢な気分に浸りました。 15時には、一週間分の食材の買出しにスーパーに出かけました。 スーパーは歩いて5分ほど。 私の住まいはJRの駅に近いので、様々なお店でも病院でも役所でも、必要なものはほぼ、徒歩10分圏内に揃っています。 生活の利便性は抜群。 ただし、いかにも風情のない、郊外の典型的な、特徴が無いのが特徴、みたいな地域で、散歩などは面白くありません。 まぁ、贅沢を言えばきりがありませんが。 今年も3通...
映画

ヴィジット

朝っぱらからDVDを鑑賞して過ごしました。 観たのは、ナイト・シャラマン監督の「ヴィジット」。 この監督、「シックス・センス」の大ヒット後、数々の佳作を残していますが、「シックス・センス」の印象が強烈過ぎて、不当に低く評価されているように感じます。シックス・センス DVDブルース・ウィリス,ハーレイ・ジョエル・オスメント,トニ・コレット,オリビア・ウィリアムスポニーキャニオンシックス・センス ブルース・ウィリス,ハーレイ・ジョエル・オスメント,トニ・コレット,オリビア・ウィリアムスポニーキャニオン あっと驚く結末を用意して、観る者を驚かせるのが大好きな根っからのストーリー・テラーです。 まずは予告編をご覧ください。 初めておじいちゃん、おばあちゃんの家を訪れ、一週間を過ごすことになった15歳と13歳の姉弟。 母親は19歳で駆け落ちし、両親とは不仲のため、姉弟が祖父母と会うのは初めてです。 最初は素敵な老夫婦に見えますが、やがて本性を現し、姉弟を恐怖のどん底に陥れる、というお話。 まず子役の演技が光ります。 そして、ホラーでありながらどこかユーモラス。 もちろん、恐怖のツボは抑えてありま...
スポンサーリンク