2017-09

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その他

ポスト・ドクターの死

私が勤務している研究機関によく来ていたポスト・ドクターが突然死した、との報に触れました。 ポスト・ドクターとは、博士号は持っているが、常勤の職に就いていない研究者のことです。 今、日本中に浪人とも言うべきポスト・ドクターがあふれかえっています。 博士号の大安売りをするからでしょうね。 この人、私が勤務する研究機関が所蔵する資料を使って論文を書き、よく紀要に投稿していました。 今、編集中の紀要にも投稿したので、遺稿ということになってしまいました。 年はおそらく30代後半。 礼儀正しくて大人しい人でした。 一人暮らしをしていたそうで、親が訪ねて行ったら亡くなっていたそうです。 そのため、正確な死亡日時も分かりません。 死因は教えてもらえませんでしたが、突然死ということですから、おそらくは脳梗塞か心筋梗塞ではないでしょうか。 私よりも10歳以上若い、これからの研究者が亡くなるとは、なんともやり切れません。 今は70歳過ぎても元気な人がたくさんいます。 なかには100歳を過ぎても元気な人も。 でも確実に、若くして亡くなる人や健康を害する人が一定数いるのですよねぇ。 去年は一つ下の後輩が突然死し...
文学

「月光」あるいは悪と赦し

昨日、ひどく後味の悪い小説を読みました。 「月光」という作品です。月光 (中公文庫)誉田 哲也中央公論新社 R18学園ミステリーという触れ込み。 R18というとおり、性描写、残酷描写がけっこうひどいです。 受け付けない人は、これだけでダメでしょうね。 しかし、私には、非常に印象の残る作品でした。 後味が悪いだけではない、力のある作品で、その力が、今日の私を落ち込ませて、仕事も手につきませんでした。 ある作品に接して、その後何日も落ち込むことがたまにあります。 それは小説でも、映画でも。 過去に一番ひどかったのは、高校三年生の時に見た、ベトナム戦争を描いた「プラトーン」。 それを見た翌日、学校で、「どうしたの?」と心配されるほど落ち込みました。 その時は翌日もう一回見るという荒療治に出たのを覚えています。プラトーン トム・ベレンジャー,ウィレム・デフォー,チャーリー・シーン,ケビン・ディロン,フォレスト・ウィテカー20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 「月光」は、美しい女子高生の死をめぐる物語です。 同級生男子にバイクではねられて事故死してしまった女子高生。 その妹が...
その他

夢魔

今日は朝から東京大学安田講堂で科学研究費助成事業の説明会。 かったるい。 15時には終って、東大近くのコインパーキングに止めておいた車を飛ばして、16時前には帰宅しました。  その後、短い昼寝をしました。 ひどく嫌な夢をみました。 金縛り状態で、動けないのです。 これはかなりの恐怖です。 しかも、寝ているはずなのに、寝室の様子が見えています。 見えているとは言っても、そのままの寝室ではありません。 空間がゆがみ、物が散乱しています。 私は起き上がろうと必死の努力を繰り返しましたが、虚しいばかり。 そしてなぜか、若い頃へとどんどん時間が遡っていきます。 うつ病発症前の元気だった頃。 一人暮らしをしながら、複数の女性との悪い遊びに夢中だった頃。 新人時代。 さらには学生時代。 高校、中学。 そして私は、激しい後悔の念を覚えました。 私はなんというつまらぬ人生を生きてきたのだろうか、と。 しかし時間を巻き戻すことはできません。 私はただ、まるで死を待つかのような残りの人生を淡々と生きるほかないのでしょうか。 それは生きているというよりは、死んでいないといったほうが正しいような気がします。 ど...
社会・政治

定年延長

政府が公務員の定年を65歳に延長する方向で検討を始めたそうですね。 民間企業では、すでに65歳定年を実施している会社もあると聞きます。 今は、希望すれば65歳まで再雇用することが義務付けられています。 ただし、再雇用の場合、給料は激減します。 それでも、多くの先輩諸氏は65歳までの再雇用を望みます。 年金がもらえないのだから仕方がない、というのが本音でしょう。 再雇用ではなく、定年延長とした場合も、給料は抑え目になるんでしょうね。 若い人が減って年寄ばかりになれば、年寄が働かなければ社会が立ちいかなくなるのは理の当然ですから、そういうことを検討するのは分かりますが、正直、ゴールが遠のくのは嫌ですねぇ。 今でもフルタイムで働くのはしんどいのに、60歳過ぎて働けるのか心配です。 嫌な時代になったものです。
散歩・旅行

箱根旅行終了

昨日の夕方、無事二泊三日の箱根旅行から帰宅しました。 昨日は芦の湖畔から車で富士屋ホテルなどの有名なホテル、旅館が立ち並ぶ宮ノ下へと移動し、セピア通りなどを散策しました。 富士屋ホテルは、日光の金谷ホテル、軽井沢の万平ホテルなどと並ぶ、クラシック・ホテルです。 子供の頃親に連れられて宿泊したことがありますが、今はそんな所に泊まる金などないので、ロビーや売店、庭園などを冷やかすだけです。 重厚で巨大なホテルでした。 ジョン・レノン家族やチャップリンなど、海外の著名人も多く滞在したそうです。 冷やかすだけではつまらないので、寄木細工の夫婦箸と箸置きを購入しました。 チャップリンが好んで散策したという、ホテル裏のチャップリンの散歩道を歩いてみました。 なかなか風情があります。 セピア通りの様々な店を冷やかしながら歩くと、箱根登山鉄道の宮ノ下駅に到着。 駅前の宮ノ下食堂という店で、どのガイドブックにも載っているあじ彩丼なるものを食しました。 鯵にシバ漬けや生姜でさっぱりとした味付けをした丼で、さっぱりとして夏向きです。 さらに箱根湯本までくだり、商店街をぶらぶらして帰宅しました。 3日間の走行...
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