文学 戦艦大和とクリスチャン
ずいぶん前に、「戦艦大和ノ最期」という戦記文学を読みました。戦艦大和ノ最期 (講談社文芸文庫)鶴見 俊輔講談社 その作者で戦艦大和の生き残りであった吉田満と言う人が、敬虔なクリスチャンであったことを、最近知りました。 しかも、もともとはカソリック信徒であったものが、後にプロテスタントに改宗しているという変わり種。 キリスト教に入信したのは、1948年。 戦後4年くらいでしょうか。 きっかけは、信頼できる神父との出会いであったようです。 その後プロテスタントに改宗することになりますが、これは謎とされているようです。 結婚が機会になっていることは確かなようです。 というのも、妻の実家が熱心なプロテスタントだったからです。 しかし妻もその実家も、吉田満にはカソリックにとどまることを望んだと伝えられます。 節操無しみたいで嫌だったんでしょうか。 いずれにしろなぜか、プロテスタントに改宗。 推測ですが、神に祈るという行為そのものだけが重要で、儀式のやり方などが異なっていてもどっちでもよい、ならば妻と同じ宗派に、と考えたのではないでしょうか。 宗教に寛容な日本人ですから、そう考えても不思議はありま...