美術 「画壇の悪魔派」と呼ばれた日本画家
今日は年休。 今日を含め、年休があと3日残っていますので、年内に使いきらなくてはなりません。 昨日は千葉市美術館に出かけました。 「北野恒富ー画壇の悪魔派と呼ばれた日本画家ー」展を観るためです。 明治から昭和初期にかけて活躍した美人画家で、京都の上村松園、東京の鏑木清方と並び称せられる、大阪の大家です。 印象としては、美人画がまるで幽霊画のように見える作品が多いこと。 特に能の「班女」を題材にした「狂女」という作品は衝撃的で、小一時間もその絵の前に立ち尽くし、呆然と眺めていました。 おかげで疲れてしまい、他の絵をじっくり観る気が失せてしまいました。 「班女」は、恋しい男が扇を置いてこなくなってしまった遊女が、扇ばかりを見つめ、狂ったようになってしまう物語で、「狂女」からは狂おしいまでの男を思う女の気持ちがあふれ出て、私を圧倒しました。 疲れましたが、疲れる美術展というのは良い展覧会なのだと思います。 疲れるほどに絵画鑑賞に熱中できた、ということですから。にほんブログ村 芸術・人文ランキング