2018-02

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映画

フェブラリィ ~消えた少女の行方~

朝っぱらからホラーをDVDで鑑賞しました。 「フェブラリィ 消えた少女の行方」です。フェブラリィ -消えた少女の行方- エマ・ロバーツ,キーナン・シプカ,ルーシー・ボーイントン,ローレン・ホリーHappinet  寒々しい2月の全寮制の高校。 休暇に両親が迎えに来ず、寮に残った上級生のローズと下級生のキャサリン。 そして、精神病院を抜け出した謎の女性、ジョアンナ。 この3人の女を軸に、物語は薄暗く、雪深い学校を舞台に静かに進みます。 やがて、ローズとジョアンナの物語と、ジョアンナの物語は時間軸がずれていることが分かります。 ジョアンナの物語は、女子高生二人の物語の9年後。 真冬の寮で狂っていくキャサリン。 サイコ・スリラーなのかと思っていたら、オカルトっぽくなったり、また説明っぽい描写が無くてただ映像を提示する手法なので、分かりにくいことこの上ありません。 そのうえ、テンポが遅く、中ダレします。 まぁ、美女が3人登場することと、思わせぶりな雰囲気を楽しむだけの作品です。 なかなかホラーの名作に当たりませんなぁ。 にほんブログ村 オカルト・ホラーランキング
文学

さみしい、よろしい

その昔、テレビCMで、「亭主元気で留守がいい」というコピーが流行ったことがあります。 また、私の同僚や先輩でも、妻が留守の休日は最高だ、と公言して憚らない人がいます。 そういうの、気持ちは分かりますが、あくまでも、一時的に一人の時間を楽しめるということであって、ずうっと一人でいるわけではない、ということが条件になっています。 ずうっと一人だと、退屈するような気がします。 孤独を感じさせる文学者はたくさんいますが、まず、頭に浮かぶのは、自由律の俳人、種田山頭火と尾崎放哉でしょうねぇ。 山頭火に以下のような句があります。 やっぱり一人はさみしい枯草 やっぱり一人がよろしい雑草 山頭火にとって、一人はよろしくてさみしいものだったようです。山頭火句集 (ちくま文庫)村上 護筑摩書房 山頭火という人、一度は妻子を持ちながら、中年に至って妻子を捨て、無一文の乞食となって、行乞の旅を続けながら句作を続けた人です。 同じ自由律の俳人で、ほぼ同時代に生きた尾崎放哉は、一度は保険会社の重役にまでなりながら、世を捨て、田舎の寺の庵などで静かに暮らしました。 動の山頭火、静の放哉、などと言われます。 共通して...
精神障害

うつ病患者の言葉使い

お昼休み、インターネットを見ていたら、興味深い記事を見つけました。 うつ病患者には特有の言語的特徴がる、というのです。 一つは、一人称の多用。 うつ病に罹患すると、俺が俺が、じゃないですが、自分の世界に閉じこもり、他者に興味を示さなくなるのではないか、という説と、元々自分中心に物事を考えがちな人がうつ病に罹患しやすいのだ、とする説があるそうです。 原因と結果がどういう関係にあるか分からない、ということでしょうか。 もう一つは、絶対に、とか、必ず、とかいった言葉を多用する傾向にあるということ。 白黒をはっきりさせたがる、ということのようです。 こちらも原因と結果の関係は不明とのこと。 自分のうつ状態の頃を振り返ってみても、自覚的にはそういった言葉を多用していたという自覚はありません。 ただ、自分の性格を分析してみると、確かに自己中心的で、白黒をはっきりさせたがる、という傾向は、子供の頃から強かったように思います。 また、今、寛解している状態ですが、やっぱり自己中心的で白黒をはっきりさせたがる、という傾向に変わりはありません。 そうなると、うつ病に罹患すると上のような言葉を多用するようにな...
精神障害

倒れる

私と同じ部署で働くパートの女性が、精神的な理由で病気休職に追い込まれました。 今はどこもそうだと思いますが、私の職場も給料の高い正規雇用をどんどん減らし、その代わり、パートなどの非正規雇用が増えています。 人数では、非正規雇用のほうがはるかに多い状態で、それらの人々によって職場は支えられていると言っても過言ではありません。 で、その多くは女性で、実家住まいか主婦で、一人暮らしというのはほとんどいません。 当たり前です。 一人暮らしするには給料が安すぎるのです。 そして、女性が多い職場というのは、なぜか人間関係に問題が発生しがちです。 偏見かもしれませんが、女性ばかりで、しかも非正規ばかりとなると、仲が良いとか悪いとか、どこそこのグループだとか、誰とお昼を食べるだとか、そんなどうでも良いことが問題になるようです。 このたび病に倒れたのは、私と同世代で、別れた夫との間に生まれた大学生の息子と、新たに付き合い始めた内縁関係の男と暮らす女性です。 華やかで、世代のせいかどこかバブルっぽい人です。 私は同世代ということで、何度かグループで仕事帰りに飲みに行ったり、カラオケに行ったりした仲です。 ...
文学

金色の獣、彼方に向かう

昨夜は恒川光太郎の短編集、「金色の獣、彼方に向かう」を読みました。金色の獣、彼方に向かう (双葉文庫)恒川 光太郎双葉社 「異神千夜」・「風天孔参り」・「森の神、夢に還る」・「金色の獣、彼方に向かう」の4作品が掲載されています。 それぞれ独立した短編ですが、唯一、イタチに似た妖しい獣が登場するところに共通点があります。 「異界千夜」は元寇の前後を描いた時代作品。 南宋、対馬、博多あたりを舞台にした壮大な作品で、内容的には長編時代ファンタジーのような読後感です。 この作者の作品は、切なく美しい幻想文学がほとんどなのですが、この作品は、元の蛮行を恨む女の怨念や、彼らと行動をともにしながら、ついには裏切らざるを得ない男の苦悩などが怖ろしく、ゾッとさせられました。  「風天孔参り」は、ある山の登山口近くでレストランを営む50代の男が遭遇する不思議な物語。 ある時女子大生が客としてやってきて、従業員として居つき、彼女の口から風天孔参りの話を聞きます。 山中に突如小さな竜巻が起き、そこに飛び込んだ人間は天に消えてしまうとかで、限りなく自殺に近い、風天孔参りをする集団がある、と。 そして女子大生は風...
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