2018-03-13

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思想・学問

メトロポリス的危機

働けば、金を得ます。 金を得れば、酒に化けます。 働く、という無味乾燥なつまらぬことをして、酔いを得るというのは誠に愚かな生活だと思いますが、私はそれを止められません。 1920年代に製作された映画「メトロポリス」では、ごく一部の支配層=脳と、圧倒的多数の労働者=手による世界を描き出し、脳と手を結ぶ物として、心が必要だとしました。メトロポリス / Metropolis CCP-315 アルフレート・アーベル,ブリギッテ・ヘルム,グスタフ・フレーリッヒ,フリッツ・ラスプ,ルドルフ・クライン=ロッゲ株式会社コスミック出版 この映画はSF映画の原点であり、金字塔とも言われます。 21世紀の現代において、脳と手は明らかに分離しているように思います。 そして手である労働者は、ほぼ仕事だけの日々を送り、人間性を失い、虚無に陥っているように思います。 ていうか、私自身が手でしかなく、ほとんどニヒリズムに沈んでいます。 人間が社会的な生き物であり、細分化された仕事を担うことで碌を食むことができるように出来ていますから、これはある程度仕方がないというか、当然に起こり得る現象です。 では、労働だけ、みたい...
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