2018-04-16

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思想・学問

あり得ない幸福状態

どこの職場もそうでしょうが、4月は業務量が多いうえ、人の異動などもあり、ひどく忙しいものです。 そのせいか、軽いうつ状態が続いています。 今、服薬している薬は気分安定剤と抗不安薬で、抗うつ薬は飲んでいません。 抗うつ薬も出してもらったほうが良いのか、一過性のものだと思うので我慢したほうが良いか、迷うところです。 精神障害(双極性障害)がひどい時は、これさえ治ればバラ色の人生が待っている、と思っていましたが、ほぼ治癒した今、思うのは、バラ色の人生などあり得るはずもなく、ただ普通に戻るだけなのだな、ということです。 ユングは、心理療法について、心理療法の最高の目的は、患者をあり得ない幸福状態に移そうとすることではなく、彼に苦しみに耐えられる強さと哲学的忍耐を可能にさせることである、と述べています。 むべなるかな。 しかし、苦しみに耐えられる強さ、というのは分かりやすいですが、哲学的忍耐とはいかなるものでしょうね。 ユングの心理学から考えると、おそらくそれは全体性を身に着ける、ということではないかと思います。 全体性とは、人間心理のこの部分が理性で、この部分が欲望で、この部分が宗教性で、とい...
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