2018-04

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仕事

降格かなわず

四月に入ってからの精神的落ち込みから、上司に職階の降格を願い出ました。 しかしそれは、一蹴されてしまいました。 降格人事というのは滅多にあるものではなく、私も26年間働いて実際の事例は1件しか見たことがありません。 それは仕事をせずにネットで遊んでばかりいて、仕事を溜めこんでしまった、という事例です。 私の場合、仕事上の問題は該当しませんので、心身の故障により、その職階に耐えられない、という理由にしました。 その場合、職場はまず指定する医師の診断を受けることを命じます。 診断書が、降格相当と出れば、降格となります。 しかし、私の場合、10年ちかく、双極性障害を患いながらもフルタイムで勤務できており、しかも毎年度末の勤務評定では、最高のA評価をもらい続けています。 昇任させるべきところ、双極性障害を理由に現在の職に留めているだけでも有り難く思え、ということのようです。 当然、医師の診断も必要ない、とのことでした。 降格というのはなかなか認められないものですねぇ。 手を動かす仕事が増えても、少しでも気分的に楽になれればと思ったのですが。 考えが甘かったようです。
思想・学問

あり得ない幸福状態

どこの職場もそうでしょうが、4月は業務量が多いうえ、人の異動などもあり、ひどく忙しいものです。 そのせいか、軽いうつ状態が続いています。 今、服薬している薬は気分安定剤と抗不安薬で、抗うつ薬は飲んでいません。 抗うつ薬も出してもらったほうが良いのか、一過性のものだと思うので我慢したほうが良いか、迷うところです。 精神障害(双極性障害)がひどい時は、これさえ治ればバラ色の人生が待っている、と思っていましたが、ほぼ治癒した今、思うのは、バラ色の人生などあり得るはずもなく、ただ普通に戻るだけなのだな、ということです。 ユングは、心理療法について、心理療法の最高の目的は、患者をあり得ない幸福状態に移そうとすることではなく、彼に苦しみに耐えられる強さと哲学的忍耐を可能にさせることである、と述べています。 むべなるかな。 しかし、苦しみに耐えられる強さ、というのは分かりやすいですが、哲学的忍耐とはいかなるものでしょうね。 ユングの心理学から考えると、おそらくそれは全体性を身に着ける、ということではないかと思います。 全体性とは、人間心理のこの部分が理性で、この部分が欲望で、この部分が宗教性で、とい...
散歩・旅行

新宿御苑など

今日はひどい風が吹いて、まるで春の嵐。 昼食のために近所の蕎麦屋に行ったのと食材の買出しのためにスーパーに行った以外は、自宅でのんびり過ごしました。 ソメイヨシノは完全に散ってしまいましたが、新宿御苑ではまだ遅咲きの桜が楽しめると聞いて、昨日、出かけました。 車を伊勢丹の駐車場にとめ、新宿御苑まで歩きました。 なんという種類の桜か分かりませんでしたが、ソメイヨシノとは明らかに品種の異なる桜が、苑内のそこここで咲いていました。    それにしても外国人のなんと多いこと。 白人、中国人、ムスリム。 訪れていた客の7割くらいが外国人観光客でした。 浅草などが外国人観光客で溢れかえっていることは知っていましたが、なぜ新宿御苑? 都会の中の自然というのが面白いのでしょうか? それは良いとして。 ツツジも見ごろを迎えていました。  ツツジと桜を1枚の写真におさめるなど、ずいぶん贅沢ですね。 苑内で売られていたお弁当を食べて、自然の次は都会の猥雑さを味わおうと、歌舞伎町までぶらーり。 大勢の人でしたが、こちらは外国人は少なかったように感じます。 その後伊勢丹でパイプや葉巻などの喫煙具売り場や高級時計...
社会・政治

それを言っちゃぁ、おしまいよ

麻生副総理、行政文書の管理に関する質問で、決裁について、「全文書を全部読んでいるかと言われると自信がない」旨の答弁をし、立憲民主党の枝野代表があきれ返っていましたね。 しかし、役所の世界では、中身を見ずに決裁の印を押すのはよくあること。 特に高い役職であればあるほど決裁文書は厖大になり、一々読んでいたら仕事が滞ってしまいます。 差別用語らしいですが、俗に盲判(めくらばん)などと呼ばれます。 そうはいっても、押印した以上、責任は決裁権者にあります。 中身を読もうと読むまいと、責任を取るのは押印した決裁権者です。 それなのに、馬鹿正直に「全部は読んでいない」みたいなことを言うのは反則です。 読んでいなくても、読んだ、と言い張らなければいけません。 私のような下っ端でも、下の者から上がってきた決裁文書を穴のあくほど読むことはありません。 決裁文書の種類にもよりますが、軽微なものは斜め読みだけで押印します。 そうじゃないと書類が溜まって仕方ありません。 役所に限らず、稟議制を取っている組織では多かれ久なかれそうなんじゃないでしょうか。 でもまぁ、本当のことだからこそ、それ言っちゃおしまいよ、っ...
文学

春風

春風吹きさぶ。 そが音聞きつつ、我深酒す。 酒、我をして物思い、いたらざずべからず 我、中年より初老に至り、酒、我が魂(たま)、若き日々に誘わざるなし。 酒、誘うまま、若き日に至れば、そは真、愚かなる精神なり。 愚かなること知りたるまま、我が愚か懐かしむとは、如何に?  愚かほど、そは若さなり。 我、若さ失うとて幾年。 幾年、長き故思う。 若さ、美し。 されど、皺また美し。 おのが皺、鏡に感得、我、美くしと思わざる能わず。 我、後、春、覚ゆる幾度? 幾たり春訪れようと、我、若かりし愚、懐かしむこと限りなし。
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