2018-10

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思想・学問

過激なものへの憧憬

10月も半ばを過ぎ、すっかり秋めいてきました。 今年は晴れる日が少なくて、なんだか嫌になります。 10月というと、10月事件という、はるか昔のクーデター未遂事件を思い起こします。 錦旗革命事件とも言われ、昭和6年、満州事変の直後に起きた、陸軍の青年将校らによる秘密結社、桜会が画策したものです。 海軍の一部とも結託し、北一輝や大川周明ら民間右翼の大物、大本教などの宗教団体をも巻き込んだ大規模な計画で、時の総理大臣をはじめとして、閣僚らをことごとく暗殺もしくは捕縛し、超国家主義的な軍事独裁政権を目指したものです。 計画は事前に露見し、首謀者たちは捉えられますが、満州に左遷されるなどの処遇を受けただけで、特段処罰されませんでした。 このことは、後の二.二六事件などの重大なクーデターに影響を及ぼしたものと思います。 どうせ大した罰は受けないだろう、みたいな。 ところが、二.二六事件の首謀者たちは、先帝陛下の逆鱗に触れ、弁護士なし、一審のみ、という形ばかりの裁判を受けて処刑されるに至りました。 私は国家主義者でも共産主義者でもありませんが、なぜか過激な思想や宗教に魅せられ、悪事に突き進んでいく者...
美術

激動の時代の芸術

今日は千葉市美術館に出かけました。 ある方から招待券を頂いたので、たいして興味のない展覧会でしたが、もったいないので。  1968年激動の時代の芸術、というのを観てきました。 千葉市美術館は、市立にしては予算があるのか、鏑木清方展など、洒落た展示をやるので、好事家の間では有名ですが、今回のはいただけません。 美術というより、特殊な時代を懐かしむだけの展示でした。 がっかり。
その他

愚行

昨日は東京西郊の某機関に出張。 今週は月曜日が祝日だったので、職場に行くのは3日だけ。 それだけに、今日という一日が長く感じられました。 日々の移ろいの中で、与えられた仕事をこなすばかりの毎日は、味気ないものです。 一年ほど前、肝臓の数値が悪化していることを内科医に指摘され、以来、週のうち3日か4日は休肝日にするようにしました。 おかげで肝臓の数値は正常になりましたが、いかに自分がアルコールによる意識の変容を日々の楽しみにいていたかに気付き、愕然としました。 この無常の世の中で、変わらぬ物などありはしませんが、私は意識の変容による快楽だけは、変わらぬ心地よさを秘めていると信じていたのです。 今思えば愚かなことです。 素面で過ごせば出来ることも、呑んでしまえば出来ません。 今こうしてパソコンに向かっていることだって、素面であればこそ。 しかしそれでも、週のうち半分は酒を楽しんでいます。 給料とは酒に化けるものと、嘯いていた時代もありましたっけ。 このような酒に対する考え方の変化もまた、無常を現しているのでしょうね。 常ならぬ人生、私はこれからどう変化していくのでしょう。 正直言って、年を...
散歩・旅行

日本橋高島屋SC

昨日は新装成った日本橋高島屋に出かけました。 今までは日本橋高島屋と名乗っていましたが、今後は、本館・新館・東館・時計館合わせて、日本橋高島屋SCと名乗るそうです。 SCはショッピングセンターの略。 しかしそうはいっても、ららぽーとやイオンモールのような巨大さは無いわけで、あくまで老舗のデパートとして頑張るしかありますまい。 百貨店離れは想像以上に進んでいるようです。
その他

迷い

月曜日から金曜日まで、長い長い5日間がやっと終わりました。 明日から3連休。 少しだけ、ほっとします。 就職して27年目になりますが、5日間連続して勤務するということに慣れません。 毎朝、今日はずる休みしよう、と思いますし、毎晩、明日はずる休みしたい、と思います。 そんな気持ちをぐっと堪えて働いてきました。 働かざる者食うべからず、と申します。 食うべからず、というよりは、食えなくなる、と言ったほうが正しいような気がします。 食うためとはいえ、よくもつまらぬことを続けてきたものだと、我ながら感心します。 しかし、客観的にみれば、私はマシなほうなのでしょうねぇ。 共働きで安定収入があり、金のかかる子供もいない。 マンションのローンも終わったし、貯金もそこそこある。 現代の日本社会では、マシなほうだというのは分かっています。 しかし主観的には、最下層で貧困に喘いでいるような気分でいます。 それというのも、仕事がつまらなくて給料が安いからでしょうねぇ。 仕事にやりがいがあれば、薄給でも耐えられるのかもしれません。 また高給をもらえれば、仕事がつまらなくても良しとせざるを得ません。 つまらなく...
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