2020-07-06

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文学

酒呑み

また一週間が始まりました。 嘆きの週頭なんていう言葉もありますが、今日はわりと調子が良かったと感じます。 昨晩の晩酌を、いつもより一杯少なくしたのが良かったようです。 酒飲みとは、お祝いだと言っては酒を飲み、不幸があったと言っては酒を飲み、嬉しいから酒を飲み、悲しいから酒を飲み、何事もなくても酒を飲むものです。 酒を呑むのに理由は要らぬ。 呑みたいだけ呑めばよい。 世に酒飲みはあまたあれど、私は若山牧水ほどの酒飲みをほかに知りません。  朝酒ややめむ 昼酒せんもなし 夕方ばかり 少し飲ましめ 朝二合・昼二合・夜6合の酒を欠かさなかったと聞き及びます。 それが節酒をおもいたったのですね。 一方で、こういうのもあります。 飲むな飲むなと 叱り叱りながら 母がつぐうす暗き 部屋の 夜の酒のいろ 相当の酒飲みです。 多くの名歌を残した歌人、酒はやめられなかったやあめられなかったらしく、42歳で早死にしています。若山牧水歌集 (岩波文庫)一彦, 伊藤岩波書店若山牧水随筆集 (講談社文芸文庫)若山牧水講談社 私は父が亡くなってから、酒ばかり飲んで食わずにいたら、24キロも体重がおちてしまいました。...
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