2021-05

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仕事

みんなで休めば怖くない

明日は休暇を取りました。 出勤するのはいつでも嫌なものですが、それが殊更にひどいことがあります。 今日がそうでした。 それでも無理矢理起きて職場に向かいました。 職場に着いても、心ここにあらずという感じで、仕事に身が入りません。 ここは大事を取ったほうが良いと、明日の休暇となりました。 一昔前と違って、平日に休暇を取っても、メールだのSlcakだのが追いかけてきます。 見なければ良いんでしょうが、見ないと一日だけでも膨大な量がたまるので、つい、チェックしてしまいます。 誰でもそうなんでしょうけれど。 これらは便利なものではあり、無い時代はどうしてたんだろうと思いますが、就職してから数年間は、メールなんて普及していなかったし、ましてSlcakなんていうものは聞いたこともありませんでした。 でも無ければ無いで、なんとかなっちゃうんですよねぇ。 大体世界中、そういう物が無かったわけですから。 土日はほぼ全職員が休んでいるので、メールもSlcakも来ることは稀です。 みんなで休めば怖くない、といったところでしょうか。 休みの日は一切パソコンに触らない、したがってメールのチェックもしない、と豪語...
その他

エメラルドマウンテン

またもや月曜日がやってきました。  昨夜の晩酌が過ぎたのか、今日はなんだか頭がぼんやりするので、愛飲の珈琲、エメラルドマウンテンの濃いやつを作り、ポットに入れて職場に持参しました。 職場ではインスタントコーヒーか自販機の缶コーヒーしか飲めませんので。 エメラルドマウンテン、たっぷり5杯分入れましたが、午後3時頃には飲み切ってしまいました。 だるさは吹き飛びました。 普段5杯も飲むことはないので、どんなものかと思いましたが、想像以上に効きますね。 頭がしゃっきりします。 そして、少しだけ不安感が増します。  エメラルドマウンテンは珈琲問屋という専門店からお取り寄せしています。 安くはないですが、嗜好品への散財は豊かな気分になれるので、気に入っています。 今後は職場に熱い珈琲を毎日持ってこようかと思います。 月曜日の憂鬱を打破する特効薬になってくれれば、有難いと思います。
文学

恋猫と語る女

今日はよく晴れました。 そうだというのに、コロナを恐れて外出しませんでした。 そんな土日が続いて、どれくらいになるでしょう。 散歩に出かける気にもなりません。 こんな日は、句集でも紐解いてみようと、どれが良いかなと書棚を見つめ、なんとなく、「西東三鬼全句集」を手に取りました。西東三鬼全句集 (角川ソフィア文庫)西東 三鬼KADOKAWA ぱらぱらめくっていると、 恋猫と 語る女は 憎むべし という句が目に飛び込んできました。 ペットの猫を可愛がっている女。 その人は目の前にいて、はるか遠くにいる、女はそういう方法で挑発する、といったところでしょうか。 俳句は短歌と比べて、恋の句はあまり無いような気がします。 自然を賛美するようなものが多いでしょうか。 西東三鬼は、男と女をまったく異なる種類の生き物ととらえていたようで、上の句が生まれたのでしょう。 男と女は肉体の構造が異なっている以上に、その精神性に違いがあるのかもしれません。 こんなことを書くと、おっかないジェンダー研究者の叱責が飛んできそうです。 不倫がばれて、その行為を異文化コミュニケーションと言い放ったのは、森本レオでしたか。 ...
文学

迷言

人をポジティブかネガティブかに分ければ、私は間違いなく後者でしょう。 大量の精神病薬を飲んでなんとかやり過ごしていますが、薬が無ければ、10年前のうつ病発症の時に退職しているか、悪くすれば自殺していたでしょう。 うつ病は自殺率が極めて高い病気ですから。 ほぼ完治した今も、その頃の思い癖みたいなものから抜け出すことが出来ず、考えは後退していくばかりです。 よく、名言集というものがあります。 大体において、明日は明るい日と書くだの、夢は諦めなければ叶うだの、大の大人から見れば人生の真実とは程遠い迷言のオンパレードです。 そのような言葉に触れてポジティブな思考に入れるのは、ごく若いうちだけだと思います。 なぜならそれらは、嘘だからです。 下のような言葉を読んだことがあります。 誰の言葉かは忘れましたが。 死んでいる者は幸せだ、これからも生きていく人間よりも。 死んでいる者より幸せなのは、生まれなかった者だ。 西洋の学者が残した言葉だったように覚えていますが、うろ覚えです。 太宰治の「人間失格」みたいですね。人間失格 (角川文庫)太宰 治KADOKAWA 多くの、自分は成功したとか、勝ち組だと...
仕事

小銭

今週も長い5日間の勤務を終えました。 来週も再来週も難問山積ですが、とりあえず、土日くらいは仕事のことを考えず、のんびりしたいと思っています。 そうは思っていても、つい、仕事のことを考えて憂鬱になり、いかんいかんと自分を窘めるのが土日の日課のようになっています。 就職して30年になろうとしていますが、就職したころはのんびりしていました。 人はたくさんいて、だからこそ一人当たりの仕事量が少なく、精神的に余裕がありました。 飲み会やレクリエーションも多かったように思います。 ほどなくして行政改革が声高に叫ばれるようになり、目に見えて定員が減っていきました。 公正な公務員試験に合格して職員となった者の生首は切れない、というのが役人の世界では常識。 したがって退職した人の後任が来ないとか、非正規雇用を辞めさせるなどの方法で人件費を浮かせようとしました。 特に小泉改革はひどかったですねぇ。 役人を殺す気かと思いました。 事実あの当時、メンタルで不調を訴え休職する人が増えました。 かくいう私もその一人。 さらには自殺した者も、私の部署でも5人に及びました。 地獄の始まりです。 そのうえ、評価だとか...
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