2021-05

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社会・政治

パンケーキ

家に閉じ籠っているのもいい加減飽きて、繁華街に出かけなければよいのだろうと、ご近所を2時間あまりも散歩しました。 散歩の途中、喫茶店に寄って、パンケーキと珈琲の昼食をとりました。 私としてはかなり珍しい昼食です。 まぁ、たまにはよいでしょう。 昼食をとって元気になり、さらに歩き回りました。 歩くと言ってもただの住宅街。 しかし、近くても普段歩くことのない所ですから、なかなかに興味深いものでした。 連休も明日で終わり。 寂しいですねぇ。 帰宅して新聞を広げたら、中国の空母群が第一列島線を航行したとかで、それに危機感を覚えた日米は、それぞれ駆逐艦と護衛艦で空母をはさむようにして進んだと書かれています。 中国は遅れてやってきた帝国主義国家のようで、なりふり構わぬ乱暴ぶりは、滑稽ですらあります。 しかし滑稽だと笑ってみたところで、かの国には痛くもかゆくもないわけで、だからこそ日米は軍艦を並走させたのでしょう。 中国は台湾を力づくで奪う腹だという説があって、それは信憑性が高い分析だと聞きましたが、そこまでやったら主要先進国すべてを敵にまわすことになりますから、そんな馬鹿げたことをやるだろうかとい...
思想・学問

絶対に知りえない

今日もお上の要請に従って、昼飯を食いに外出した以外は、家に閉じこもっていました。 コロナ太りは必至でしょうねぇ。 帰宅後、かの有名な「ベン・ハー」がテレビで放送されていたので、なんとなく、観てしまいました。 ローマ時代のユダヤの王族を描いた大河ドラマ、というくらいしか知識がなかったのですが、観てみたら、キリスト礼賛みたいな話なのですね。ベン・ハー 特別版(2枚組) チャールトン・ヘストンワーナー・ホーム・ビデオ 大河ドラマとしては面白く鑑賞しましたが、ラストがキリストの磔と奇跡の誕生というのでは、少々白けます。 まともにキリスト教を信じている人には、必然とも言うべきラストなのかもしれませんが、日本人の大半はキリスト教徒ではありませんし、私がそうであるように、ずっこけたのではないでしょうか。 あの長い長い映画は、何のために作られたんだろうという疑問を感じます。 キリスト教のことはよく知りませんが、隆盛の始まりが教祖の磔というのは、なかなかに残酷なものです。 後に多く生まれるキリスト教の宗教絵画は、私にはどれもSMっぽく感じられます。 しかしながら、欧州を始めとして、多くの人々があの宗教を...
社会・政治

日本国憲法、嗤うべし

今日は憲法記念日。 わが国自慢の平和憲法制定を寿ぐ日です。 米国製の憲法で、なぜか何十年にも渡って改正がなされず、すっかり時代遅れの遺物と化してしまいました。 永井荷風は憲法発布の日、米国の作りたる憲法発布のよし、嗤うべし、と、短くその日のことを書いています。 この憲法の問題点は、解釈の変更を重ねて、少なくとも9条については、有名無実化してしまったこと。 当初は一切の武装を否定していたのが、警察予備隊、保安隊、自衛隊と名前を変えながら軍隊を整備し、重武装をなし遂げてしまいました。 もう自衛隊なんていう嘘くさい名前は止めて、堂々と日本陸軍・海軍・空軍を名乗ったほうが、実状に合っているような気がします。 通常兵器に限って言えば、我が国は世界有数の軍事大国です。 核武装こそしていないことになっていますが、もしかしたら密かに核兵器を保有しているかもしれません。  実状に合っていない憲法を護持し、嘘の上塗りを重ねた憲法を後生大事に守り続けることは、日本人の倫理観を破壊する作用が働いている気がします。 国家の最高法規が実状に即していないのでは、我が国は法治国家たるの資格を失ってしまい、なんだかもや...
その他

呑む

今日は晴天なれども強風が吹き荒れました。 昼を食いに蕎麦屋に行き、その足で今夜の夕飯を買いに行った以外は、家でのんびり過ごしました。 蕎麦は好物の鴨せいろを食しました。 鴨肉、それに鴨のつみれがたっぷりと入った濃厚でコクのある逸品です。 休日の蕎麦屋では、冷酒を1合、食前に呑むのを慣例としますが、やはり、酒類の提供は止めていました。 時代の要請なのかもしれませんが、少しくらい呑ませてほしいものです。  夕飯は鯖の塩焼きと豆腐、それにごぼうサラダです。 これでまた一杯やってしまうんでしょうね。 まったく酒飲みというもの、賎しいですなぁ。 時代の要請による酒類の提供禁止を見るにつけ、私は恐怖を覚えます。 強権的な政策にではありません。 行きつけの酒を呑ませる店が、バタバタと潰れてしまうのではないか、ということにです。 蕎麦屋や中華屋などはそれでも昼の営業でなんとかなるのかもしれませんが、居酒屋やバーはもたないような気がします。 わが国の食文化は、酒を呑むのを前提に、つまみ的能力が高いものを生み出してきたように思います。 コロナでその伝統が破壊されてしまうのではないかと思うと、暗澹たる気分に...
その他

引退

今日、どうしてもそごう千葉店に店を構える椿屋茶房のビーフカレーが食いたくなり、独り、千葉に向かいました。 車で15分ほど。 もともとカレーはあまり好まなかったのですが、なぜか、ここのビーフがごろごろ入ったやつが気に入って、時折、食べに行きます。 今日は同居人は休日出勤のため、気軽にお昼を食べに向かいました。 サラダとスープとビーフカレー、それに食後の珈琲までいただいて、大いに満足です。 食後、本屋に立ち寄りました。 そこで、思いがけない人とばったり会いました。 3月いっぱいで早期退職した58歳の先輩です。 腹がいっぱいで、お茶も入らないという状況であれば、本屋の前のベンチに座る程度しかできませんでしたが、しばし話し込みました。 先輩、まだ職場のことが心配な様子で、さかんに今の状況を聞きたがります。 正直に話すと、先輩、暗澹たる気持ちになったようで、暗い表情を浮かべます。 先輩の席に後任者は来ず、暫時空席。 いつ後釜が来るのか分かりません。 おかげで部下たちはメンタルをやられるやつが続出。 あらためて、先輩の偉大さが分かります。 それにしても、退職後わずか一か月で、すっかりおじいちゃんぽ...
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