2021-06-04

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社会・政治

靴を脱ぐ

近頃、多様性ということがよく語られます。 人間というのはとても多様なものだと。 また、格差ということも言われます。 経済的な面、学力などの面、様々な格差があって、容易には変化できないものです。 それに、看過できない差別。 多様性とか格差、差別とかいうのは、違いを強調した物言いです。 一方で、ある社会、民族に強く根付いている風俗、習慣もあります。 宗教だったり道徳律だったり。 それらを文化と呼ぶのだと思います。 我が国では、宗教と言えば仏教と神道のちゃんぽん。 ちゃんぽんと言えども、多くの日本人は神社に行けば二礼二拍手一礼の作法を守り、寺に行けば手を合わせます。 これらは、違いではなく、文化の同質性を表しています。 もっと分かりやすい例で言えば、我が国では家に上がるとき、靴を脱ぐということ。 かつては役場や会社でも靴を脱いで執務していたと言いますし、百貨店でも初期は靴を脱いでいたそうです。 今でも、病院などでは靴を脱ぐことが多いですね。 現在では職場では大方靴を履いていますし、百貨店もそうです。 しかし、住まいでは、圧倒的多数の日本人が、靴を脱いで生活していると思います。 家に土足で上が...
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