2021-07-04

スポンサーリンク
文学

移住

昨日も今日も雨。 今週は大体雨の予報。 梅雨とはいえ、鬱陶しい天気が続きます。 樹も草も しづかにて梅雨 はじまりぬ 日野草城の俳句です。日野草城―俳句を変えた男復本 一郎角川学芸出版 梅雨といえば、静かな、しとしと雨の印象。 豪雨のイメージはありません。 梅雨といえば、梅雨寒。 暑がりの人、寒がりの人、色々で、着ている衣服の様子が多様なのもこの時期の特徴。 私は40くらいまではどちらかといえば暑がりだったのですが、なぜか40代後半から極端な寒がりになり、この時期、半袖を着ている人が多いなか、下は股引、上はジャケットが欠かせません。 若い頃は張り詰めたような空気を感じさせる冬を好んでいたのですが、今はダメです。 千葉ごときの冬でも、起毛した下着を着なければやれません。 よく年とともに嗜好が変わってくると言います。 それは私にも表れており、つい最近まで甘い物は一切受け付けなかったのが、少量ならおいしく感じられるようになりました。 それと同じで、気温に対する感じ方も変わってくるようです。 わが国は四季の変化がはっきりしていて、だからこそ手紙なら時候の挨拶、俳句なら季語と、季節を大切にしてき...
映画

ザ・ハント

今日は久しぶりにDVDを鑑賞しました。 「ザ・ハント」です。  お金持ちが貧乏人を全米各地から10数名、睡眠薬を盛って誘拐します。 目が覚めたら森の中。 大きな木の箱があり、開けてみると大量の武器弾薬と、なぜか仔豚が。 そして突然の銃撃。 貧乏人たちは武器を手にてんでんばらばらに逃げ出します。 人間狩りです。 この人間狩りの特異な点は、狩られる獲物たちに武器弾薬が与えられていること。 そのため、狩るだけでなく、狩られるかもしれない、という緊張感を狩人たちに持たせます。 暴力が双方向性を持つため、戦争映画を観ているかのような錯覚に囚われます。 国道に出てガソリンスタンドにたどり着き、助かったと思ったらガソリンスタンドを経営する老夫婦も狩人だったり。 貧乏人の仲間だと思ったら狩人たちが放ったスパイだったり。 様々なくすぐりが用意されています。 そして最も驚いたのが、グリーンベレーか、と突っ込みたくなるような、戦闘に長けた女が貧乏人のなかにいること。 この女の存在が、物語を大きく左右します。 肩の凝らない娯楽作品でした。ザ・ハント (字幕版)アイク・バリンホルツ
スポンサーリンク