
青くて痛くて脆い
今朝は眠くてたまらず、起き上がることが出来なくて、休暇を取ってしまいました。 昼まで眠って、 DVDを観ました。 「青くて痛くて脆い」です。 人付き合いが苦手なゆえ孤独な男子大学生、カエデと、理想論ばかり語って煙たがられ、ゆえに孤独な女子大生、アキヨシとの、精神上の暗闘を描いた物語です。 当初二人は、理想で世界を変えようと、秘密結社モアイを結成します。 しかしそれは、二人でふざけあっているようなもの。 そこを心地よいと感じて、変わらないことを願うカエデと、本気で理想を追うために少々の悪には目をつぶり、組織の拡大を目指すアキヨシ。 自然、カエデはモアイを離れ、巨大化したモアイの暗部を暴くことで、モアイを潰そうと画策します。 しかしおじさんの心には響かない作品でした。 精神上の暗闘というのは、そんな生易しい物ではありません。 作りが中途半端なのですよねぇ。 でも青少年のなかには、深い感銘を受ける者もいるかもしれません。「青くて痛くて脆い」(DVD スタンダードエディション)吉沢亮,杉咲花バップ青くて痛くて脆い (角川文庫)住野 よるKADOKAWA