2021-08

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その他

誕生

今日、8月22日は私の誕生日。 52歳になりました。 52年前、私は世界から祝福されて生まれました、と言いたいところですが、じつは10月が予定日で、2か月早く生まれてしまった未熟児でした。 乳を吸う力さえなく、母は泣きながらスポイトでミルクを飲ませていたそうです。 父はそんな私を見て、この子は助からないだろうと思った、と後年、聞かされました。 幼い頃はろくに飯を食わず、好物のトマトと、カルピスで生き延びたそうです。  私は世界から呪われて生まれてきたというわけです。 おそらく、医療が発達していない時代に生まれていれば、乳幼児死亡ということになったのでしょうね。 現代医学の力は絶大で、私は生き延び、目出度く52回目の誕生日を迎えることができました。  52年、結構長い年月です。 この間に幼稚園から大学まで通い、就職して6年後に結婚。 マンションも購入しました。 途中、精神病を発症して、出勤したり休んだりを繰り返し、合計2年くらい、病気休職の憂き目にあいました。 その後復職して約12年、休職せずに出勤を続けています。 それは薄氷を踏むような日々でしたし、これからもそうでしょう。 それでも私...
その他

視野検査そしてワクチン接種

今日は午前中に視野検査、午後は2回目のワクチン接種がありました。 じつは視野検査は大の苦手。 暗くて狭い密室に閉じ込められ、片方ずつ目の視野を確認する検査です。 白い面の真ん中にオレンジ色の光があり、それを見て目玉を動かさずに、点滅する光が見えたらボタンを押すという手順。 しかしこれがじつに悩ましい。 点滅する光は極めて微弱で、目の錯覚としか思えないようなものばかり。 目も神経も疲れます。 緑内障が進行していないかを測る重要な検査ではありますが。 終わるころには過呼吸気味になり、疲労困憊です。 結果、2年前から進行していないとのこと。 まずは良かった。 午後は掛りつけの内科クリニックでワクチンの2回目。 ほとんど待つことなく、接種を終えました。 後は明日、発熱等の副反応が出るかどうかですね。 年々、病院に行くことが増えています。 コレステロールが高いので内科。 緑内障なので眼科。 双極性障害なので精神科。 3か月に1度の歯のクリーニング。 一つ一つは安価ですが、塵も積もればで、ボディブローのように財布を痛めつけてくれちゃいます。 これからもっと年を取ると、病院に行く種類が増えるのでしょ...
精神障害

壊れていく

最近、記憶力が低下しているように感じます。 最近まで、記憶力には自信があったのですが、なんだか壊れてきているような気がします。 連日の飲酒のせいか、大量の精神病薬のせいか、単に年のせいか分かりません。 記憶力の低下が起きていることは間違いないように思います。 1年前に作った書類の中身をすっかり忘れていたり、そもそもそんな書類を作ったことさえ忘れていたり。 嫌になります。 私の脳が壊れていく音が聞こえるかのごとくです。
精神障害

怖い

夏休み明けの月曜日。 勤労意欲がわきません。 そのうえ朝から頭がぼうっとして足がふらふらするので、車の運転は危険だと判断し、電車で出勤しました。 こういうことは初めてです。 電車通勤でも、駅の階段を上っている時に足がふらついて前にこけてしまいました。 幸い、前に両手をついたので、事なきを得ましたが、一歩間違えれば大変なことになっていたでしょう。 職場に着いてから濃い珈琲を飲み、昼休みは昼寝して、午後からやっと使い物になる感じでした。 二日酔いでも寝不足でも無かったのに、怖ろしいですねぇ。 何が原因かは分かりません。 また、最近車の運転が怖いと感じるようになりました。 18歳で免許を取ってから、つい最近まで、運転が怖いなんて思ったことはありませんでした。 30年を超えるベテランドライバーが、今さら運転が怖くなるなんて思いもしませんでした。 仕事でも精神科への通院でも、緑内障の進行でも、あらゆることが怖くなってしまいました。 同じようなこと、先月にも書きました。 現在の私の課題は、色々なことが急に、しかも加速度をつけて怖くなっていることです。 50代前半でこんなことでは、この先が思いやられ...
社会・政治

終戦もしくは敗戦

今日で5日間の休みも終わり。 少し、落ちています。 今日は終戦記念日もしくは敗戦記念日。 76年前のこの日、大日本帝國は敗戦の憂き目にあいました。 誠に悔しい日、屈辱を忘れず、必ずや復興してみせると、新たな気概に燃える者も多かったでしょうが、平和教に転向した愚か者も数多くいました。 特に国防婦人会などで頑張っていた女性ほど、時代の流行りにあわせて、突如として平和を言い立てる姿は醜かったと、戦争協力を断固拒んだ文化人たちの多くは、簡単にお宗旨替えをした人たちを嫌いました。 戦争協力を拒んだ多くの文化人たちを昨日まで非国民と呼んでいたのが、一夜にして戦争反対を貫いた信念の人、などと同じ人物が言うのですから気色悪いというものです。 多くの文化人が戦争協力を反省する声明を発表するなか、小林秀雄は、「私は馬鹿だから反省などしない」と一言だけ残しています。 総力戦を戦う以上、どこの国でも自国の勝利を信じて突き進むのは当然のことです。 より多く殺し、より多く破壊した国が勝つのですから。 平和教はおかしげな宗教のごとく、わが国を蝕み、一時は非武装中立なとという、実現不可能な夢をおいかける政党もありまし...
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