2021-08

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映画

台風

関東地方に台風が接近中。 明日の朝は直撃だとか。 悪いことに、明日、休日出勤を命じられています。 運が悪い。 車通勤なので、電車よりは楽ですが、それでも台風の中、車を走らせるのは不安です。 途中、水が出る道もあるし。 不謹慎なようですが、子供の頃、私は台風が来るとワクワクしていました。 報道が騒がしくなり、徐々に暴風雨が近づくと、何やらこの世の終わりが近づいたような、スペクタクルのような感じがして。 高校生の頃でしたか、台風クラブという映画が上映されました。 台風が直撃した町の中学を舞台に、様々な、あまり道徳的とは言えないエピソードが語られ、台風とともに乱痴気騒ぎをする作品です。 中学生たちの鬱屈した思いや、少年少女の妄念とでもいうべき姿が描かれた、青春映画です。台風クラブ (HDリマスター版) 三上祐一オデッサ・エンタテインメント それを観た高校生の私は、深い感銘を受けました。 台風に浮かれるというのは、子供にはよくある感情なのかもしれません。  明日の出勤がなければ、もしかしたら、中年オヤジになり果てた今の私も、浮かれた気分になったかもしれません。
社会・政治

広島原爆忌

今日は広島に原爆が落とされた日。 もう76年になるんだとか。 じつは、私は原爆、火事場泥棒的なソ連の参戦、敗戦と続く8月の報道が大嫌いです。 なにやら感傷的に、平和が大切です、みたいなことをオウムのように繰り返す、その思考停止ぶりが。 平和を維持するには、利害が複雑に絡まりあった国際社会において、互いをけん制しあい、脅したりすかしたりして、危うい均衡の元に不断の努力を永久に続けるより他ありません。 非常に面倒くさいことです。 面倒くさいことを続けるしか、平和の維持はあり得ません、  平和平和と阿保陀羅経のように繰り返すのは、馬鹿げているというか、滑稽ですらあります。 それは自己満足でしかありませんし、平和の維持には1ミリも役に立ちません。 私は母が5歳の時に長崎で被爆した被爆2世です。 母は80歳を超えてなお元気ですが、被爆者手帳を持ち、都営バスや都営地下鉄は無料で乗れるそうです。 しかも実家の最寄り駅は都営新宿線なので、被爆者手帳が多いに役立ちます。 母は爆心地から離れた場所で被爆したと聞きました。 そういう人になぜ被爆者手帳が交付されるのでしょうね。 母からは、被爆者団体が発言力を...
その他

オリンピック

このところ非常に暑い日が続いています。 オリンピックの野外競技の選手たちはたまっものではないでしょうね。 そういえば、毎年この時期になると、天気予報などで、運動は控えてください、なんてしゅっちゅう言っていますが、今年は聞いたことがありません。  オリンピックが開催されているせいでしょうか。 今大会ではわが国はたくさんのメダルを勝ち取り、誠にめでたいかぎりです。 銅メダルを取って満面の笑みを浮かべて喜ぶ人、銀メダルを取ってなお、悔し涙をこぼす人、それぞれです。 自分の実力や過去の実績、周囲の期待などが、メダルの色に対する満足感に差を持たせるのでしょうね。 厳しい世界です。 私は幼い頃から運動が苦手で、だから当然嫌いでしたが、小学生高学年くらいから、観戦することは好きになりました。 相撲とか野球とかです。 非常に厳しい練習に耐え、世界一を目指して戦うオリンピックならなおさらです。 しかし悲しい哉、私の記憶にあるオリンピックは、1984年のロサンゼルスから。 1980年のモスクワは、米国をはじめとする自由主義諸国がボイコットし、わが国もそれに追随しました。 東西冷戦が激しい頃で、ロサンゼルス...
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